韓国映画特集① ブラック企業VS女子高生 映画「あしたの少女」 | すがちゅあ~んのブログ

すがちゅあ~んのブログ

映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

見ているのに、なかなかブログ更新ができずに終わっていたものを、なんとかして発表しちゃおうというシリーズ。先日までは、JK特集として4回ほど行いましたが、今回は、韓国映画特集でございます。意外に、不定期ですが、このシリーズは結構お届けしているやつです。韓国映画は、なかなか映画館では見られないので、ほぼDVDで見たというシリーズになります。意外にたまっているので、一気に、7本くらいも行っちゃうかも!

 

ということで、韓国映画特集(2024春)①でございます! 大好きだったぺ・ドゥナ主演の映画「あしたの少女」でございます! 映画「私の少女」と同じ監督さんらしいですが、けして続編という感じではなさそうです。しかも、ぺ・ドゥナさんに関しては、前半はまったく出てきません。この映画の主役は、ブラック企業の中に入って頑張っている女子高生って感じかな? ぺ・ドゥナは、その組織と対決する刑事さんって感じかな? 後半にようやく出てきます。ポスターでも完全にお顔は隠されちゃってますね…

 

 

この映画は、実際に2017年に韓国で起こった実在の事件がモチーフのようです。ごく普通の女子高生が、学校の推薦を受けてある企業に入ったのですが、そこの労働環境があまりにも悪くて、一生懸命にがんばるのですが、結局最後は、自死に追い込まれてしまったかなり切ない社会派ドラマです。

 

大手通信会社の下請け会社のコールセンターなんですよね? 学校からは、そんな大きな企業の推薦枠をとれたのは、かなり異例のことらしく、絶対にやめるなと、絶対に成功しなさいとかなりのプレッシャーをかけられているんですよね… 学校側の対応にも、かなりイラつかされるそんな物語でしたが、やはり企業側のブラックさ加減には、あきれるしかなかったですね… ある意味、韓国らしい競争社会。厳しいノルマが課せられるし、お金もしっかり払ってもらえないし、酷すぎる職場でしたね…

 

ぺ・ドゥナさんに関しては、あまりにも「空気人形」の頃と変わってしまっていて、時の流れを感じてしまいました… あの頃の彼女は、ビックリするほど可愛かったんですけど、今ではもう大人になってしまいました… ま、可愛らしい雰囲気も残っているんだけど、結構、きつい感じの表情が多くなった気がします… ま、そんな役柄なんですけどね…

 

女子高生には、まさに大抜擢、映画出演3本目の新進女優のキム・シウンが選ばれました。なかなかのインパクト。本来であれば、自死に追い込まれるような弱い子じゃなかったと思うんだけど、よっぽど苦しかったんっだと思います。彼女が追い込まれてしまうまでの展開、見ていてツラくなっちゃったな…

 

 

Yahoo映画の作品解説より

2017年に韓国で実際に発生した事件を基にした、『ベイビー・ブローカー』などのペ・ドゥナ主演によるドラマ。コールセンターで実習生として働いていた女子高校生の自殺を捜査する女性刑事が、彼女が置かれていた過酷な状況を知る。監督は『私の少女』でもペ・ドゥナと組んだチョン・ジュリ。

 

 

韓国映画お得意の、社会の歪み、みたいな映画ですよね… 韓国って、なかなか難しい大変な社会ですもんね… 受験戦争のニュースはよく目にするけど、学歴がすべてみたいな世界みたいですからね…

 

ぺ・ドゥナさんに関しても、かなり追い込まれた感じの役柄でしたが、彼女らしい強さで強引にがんばってました… いわゆる2部制の映画、後半も見どころいっぱいって感じだったけど、少し残念なのは、解決するまではまだまだ時間がかかるみたいに、道半ばで映画が終わってしまうところですかね…