2024年のスタートは、まさかまさかの… 映画「コンクリート・ユートピア」 | すがちゅあ~んのブログ

すがちゅあ~んのブログ

映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

2024年、1月1日から、石川県能登半島での大きな地震・津波・大火事による大災害、1月2日の羽田空港での飛行機事故と、なんだかこの先が不安でしょうがないスタートになっていますね… 被害にあわれた方々、被災地の皆様には、ホントにどんな言葉をかけてよいものか… のんきに映画を見に行って、ブログを書いてるなんて、ホントはいけないこと、恥ずかしことだとわかってはいるのですが、悩みながらも、結局こんなふうにパソコンに向かっております。

 

申し訳ないという気持ちとか、何かしてあげられないものかという気持ちも、たくさんあるのですが、普段と変わらず過ごせている幸せをかみしめながら、2024年のスタート、いつも通り過ごしております。

 

わたしのほかにも、かなりたくさんの方が、この映画から2024年をスタートしたという方が多いように思います。しかも、皆さん口々に、今見るべき映画ではないような気がしますとか、この映画のことを語っていいモノかという声も聞こえてきます… なんてったって、1件だけ残して、すべての家が崩れる、街がなくなってしまうという恐ろしい映画ですから… ということで、映画「コンクリート・ユートピア」でございます! 韓国の映画なんだけど、まさか、1月1日に地震が起きるなんて、予想もできなかったでしょうし、公開している側の方々も、かなり気を使ってというか、迷いながらの公開になったのではないかと想像できますよね…

 

 

映画の舞台は、唯一、大災害の中で崩落を免れたマンションなんです。あまりにも現実離れした設定ではあるのですが、現実にニュースで見聞きしているタイミングでもあり、なんだかビックリしております… 先に見た方からも、覚悟をして見なきゃいけませんよというアドバイスはいただいております。

 

この映画の主人公は、パク・ソジュン&パク・ボヨンのご夫婦と、イ・ビョンホンの3人になるのかな? 唯一、崩落を免れた住民の代表という形で、マンションの住民たちを守り抜くという役になります。何しろ、このマンション以外はすべて崩落してしまっているので、生きるためには何でもありの世の中になってしまっているのです。盗みもあり、騙しあいもあり、殺人もあり、大変な世の中になってしまっています。水も食料も何もなくなるという心配があるので、同じように盗んだり、奪ったりということをしないと生きていけないわけです。

 

イ・ビョンホン、凄かったですね~ 久しぶりに、超がつくほど悪い役でした… 初めはおとなしく自信なさげにしていたのに、いつのまにか代表として、権力者にのし上がっていくわけです。仲良し夫婦の旦那さんも、住民たちのリーダーのような形で活躍していきます。その逆に、奥さんの方は、みんなのやり方に不信感を覚え、何とかしなければと立ち上がるようになるわけです。パク・ボヨンさんは、井上真央さんみたいな素敵なお嬢さんだったので、ずっと応援してました(笑)

 

 

Yahoo映画の作品解説より

大災害により荒廃した韓国・ソウルを舞台に、唯一崩落を免れたマンションに集まった生存者たちを描くパニックスリラー。極限状況下でマンションの住民代表に選ばれた男が、やがて権力者のように人々を支配し始める。監督は『隠された時間』などのオム・テファ。

 

 

現実の大災害でも、いろいろと心配されていると思うんだけど、結局はやはり、一番怖いのは人間ってことになるのかな? 助け合いの精神でまとまった時の強さもあるんだけど、その逆の立場になった時はほんとうに怖いんですよね… 特に、こんな感じの極限状態になってしまった時の人間って、なんともできないんですよね… まさに制御不能… 拾う神の方がバカを見るといった形には、なってほしくないんだけど…

 

なんでよりによって、1月1日の災害なのよね~ そして、なんでよりによって、今年一番初めに見る映画がこれだったんだろ? いろいろと複雑な想いでスタートしてしまった2024年です。年男で、今年こそはと思うこともいっぱいあっただけに、なんだか先が不安でしょうがない、そんな新年になっております。

 

とりあえず、現実に今、苦しんでいる方たちのために、何かできることはないかと考える今日この頃ではあります…