親世代の目線で見ると、ちょっとツラすぎる話… 映画「CLOSE クロース」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

なんの映画だったかは、まったく覚えてないんだけど、この映画の予告編が紹介され、ずっと見たくてたまらなくなっていました… カンヌ国際映画祭で、グランプリを受賞した作品なんだそうです。そして、ゴールデングローブ賞の非英語作品賞やアカデミー賞の国際長編映画賞にもノミネートされた作品なんだそうです。ルーカス・ドン監督の映画「CLOSE クロース」でございます!

 

13歳の二人の少年レオとレミが主人公です! 兄弟のように、24時間一緒に仲良く過ごしている二人… 幼馴染にして大親友なんだけど… 周りから見たら、あまりにも距離が近すぎて、怪しい二人に見えちゃうんですよね? 二人は付き合っているの?とからかわれ、次第に接し方に戸惑うようになってしまうという話です。

 

なんかよくわからないけど、変に感情移入してしまい、完全に涙腺崩壊してしまう作品です。こんな世代の親が見たら、あまりにも切なく、哀しい物語なんですよね~

 

 

団体生活の中に入ると、子どもって変わってしまうんですよね… 親として、そういう経験をいっぱいしてきました… 自分の子って、とても明るくて優しい子だと思っていたのに、変な言葉を覚えてきたり、なんだか意地悪な雰囲気が出てきたり、急に暗くなってしまったり…

 

レオとレミ、二人にとっては、いつものように接しているだけなのに、ただ仲良くしているだけなのに、「女の子みたい」とからかわれたり、「二人はできてるの?」みたいに、変な目で見られたり… これは苦しいことなんですよね… なんか、個人的にすごく理解できてしまい、変に感情移入しながら見てしまいました… 親として過ごした経験のある人、みんな同じなんじゃないかなあ? 特に、男の子って、こういう悩みが多い気がします!

 

レオ役のエデン・ダンブリンも、レミ役のグスタフ・ドゥ・ワエルも、ベルギー生まれの俳優(ダンサー)で、これが映画デビューになるようです! 監督も、ベルギー生まれの監督さんということで、ベルギー色の強い映画になっています!

 

 

Yahoo映画の作品解説より

『Girl/ガール』で第71回カンヌ国際映画祭のカメラドール(新人監督賞)などを受賞した、ルーカス・ドン監督による青春ドラマ。13歳の少年同士の関係を映し出す。エデン・ダンブリン、グスタフ・ドゥ・ワールのほか、エミリー・ドゥケンヌらがキャストに名を連ねる。第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門グランプリに輝き、第80回ゴールデン・グローブ賞非英語作品賞にもノミネートされた。

 

 

誰にも言えない想いだとか、何もできなかった後悔とか、誰しもが抱えたことのある感情を一緒に経験することになります! まさに、「観客が最も泣いた映画」でございます!

 

まさに、思春期… 誰しもが経験してきた時期の話なんだけど、なんらかの歯車が狂ってしまうと、そこで時が止まってしまうことがあるので、ホントに要注意ですよね? 大親友に突然いなくなられるのは、ツラすぎます…