アイナ・ジ・エンドの歌声がすべてって感じではあるけど… 映画「キリエのうた」 | すがちゅあ~んのブログ

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岩井俊二監督の映画、堪能してきました… 岩井映画ってだけで、やはり注目を浴びるというか、新作映画を期待してしまうところがあります… そして今回は、なんといっても元BISHのアイナ・ジ・エンドさんの出演ですよね~ 元アイドルグループの彼女ですが、その歌声に関しては、アイドルの域を完全に超えているという噂は、かねがね聞いておりました…

 

ということで、映画「キリエのうた」でございます! 広瀬すず、松村北斗、黒木華というキャストも、楽しみでしょうがないです! そして、音楽担当が、あの小林武史さんですからね… さて、どんな映画になっているのかな?

 

 

歌うことでしか声を出せないという設定が、いろいろと想像を掻き立てられるというか、「なんで?」という気持ちで見ちゃいますよね? 前半、あっちにいったりこっちにいったりしますけど、そんなに難解な感じではなく進んでいきます… 岩井俊二さんらしさも、十分出ていたかと思います! 広瀬すずさんが、いろんな髪の色で出てきます! 彼女がやはり、気になる存在、要注意人物かもしれません…

 

石巻、大阪、帯広、東京と、岩井俊二監督のゆかりのある土地を舞台にして、13年に及ぶ物語が展開します! 東日本大震災が関わっていることをまったく知らなったので、ちょっと衝撃を受けてしまいました… やはり最近は、あの大震災は、映画界にも欠かせないものになっているのかもしれません… 結局は、津波が人生に大きな影響を与えてしまっているんですよね? 声が出ないというのも、結局はそこだったってことですね…

 

でも、なんといっても、この映画のために6曲を制作したというアイナ・ジ・エンドさんのための、アイナ・ジ・エンドさんによる映画だったかなという印象… そこが一番の感動でもあるんだけど、彼女の歌声がすべてという映画だったかもしれません… 彼女の人生、そして、彼女のお姉さんの人生が、この映画のすべてでありました… 彼女を堪能する映画なんですよね?

 

彼女の大親友であり、物語のカギを握っている広瀬すずさんにも注目は集まるのかもしれませんが、彼女はやはり、今回だけはアイナ・ジ・エンドさんのために頑張っていたという感じがありましたね…

 

 

Yahoo映画の作品解説より

『スワロウテイル』などの岩井俊二が監督、小林武史が音楽を担当し、路上ミュージシャンの女性・キリエを中心とする男女の出会いと別れを描いたドラマ。歌うことでしか声を出すことのできないキリエをはじめ、それぞれ異なる背景を持つ4人の男女の物語が、宮城・石巻や大阪、北海道・帯広、東京を舞台に繰り広げられる。

 

 

結局はやはり大震災の影響っていう話もありますが、彼女の歌が広がっていく過程は、やはり見ごたえがあって、見ていてワクワクしました… 全編通して、悲劇のにおいが漂っている感じがありますが、どうだったでしょうね… 個人的には、意外な展開でもあったかな?

 

キリエのお母さんって大塚愛さんだったんですね? 結構な豪華キャストというか、ゲスト出演みたいな人、たくさん出てくるので、もう一回見ると、いろいろな発見があるのかもしれません… ま、それにしても、アイナ・ジ・エンドさんは、よく頑張ったよね! もう、それに尽きてしまうのかもしれませんけど…