クリスマスの映画みたいですよね?(人類最期のクリスマス? どういうこと?) あまりにも季節外れ、季節感がないので、どうしようかと思いましたが、キーラ・ナイトレイが出ているので、それに惹かれて見ることにしちゃいました… 映画「サイレント・ナイト」でございます!
この映画、序盤から、ものすごくワケありな感じがして、なんだか興味津々… いったい、何が起こるんだろ? 不思議な感じで最後までみていたのですが…
いやあ~、これは凄かった…(笑) あまりにも、クリスマスの温かいイメージとはかけ離れた、これこそ、ブラック・コメディってやつなんでしょうね?(あまりにもブラック・ユーモアが効きすぎちゃってる)
映画は、あるご夫婦がクリスマスパーティーを開くという設定で始まります… さすがに「サイレント・ナイト」という題名ですから、これはあるべき姿ですよね? 美男美女のご夫婦に、3人の子供たち… 幸せを絵にかいたような感じ?
呼ばれた友人ご夫婦の家族たちが、次々とお屋敷に集まります… その数は、3家族合わせて全部で12人ですかね? 久々の再会を喜び合う、幸せなクリスマスパーティーかと思いきや、誰からも嫌われてるわがままな女の子がいたり、とにかくワケありなんです… なんかわからないけど、変にギクシャクしている…
だんだん、その理由が分かってくるのですが、なんとこの日は、マジに人類最期のクリスマスイブだったんです。地球上に謎の毒ガスが充満… 地球上の人物はみな滅びてしまうという物語だったんです… 最後にみんなでパーティーをして、安らかに死ねる薬をみんなで飲んで、最期の時を迎えるという…
Yahoo映画の作品解説より
あらゆる生物を死滅させる謎の猛毒ガスが充満し人類の滅亡が迫る中、最後のクリスマスを過ごす人々を描くドラマ。主人公を『プライドと偏見』などのキーラ・ナイトレイ、その息子を『ジョジョ・ラビット』などのローマン・グリフィン・デイヴィスが演じるほか、マシュー・グード、アナベル・ウォーリス、リリー=ローズ・デップらが共演する。
最後までばかばかしい程、笑える出来事の連続でもありながら、あまりにもブラック・ユーモアが効きすぎている、かなり恐ろしい設定の映画なんです… 異常に面白かったです! 個人的には、かなりオススメというか、楽しめた映画でした…
家族みんなで死を選ぶという物語だけど、見ている我々も、もちろん出演している人たちの中にも、信じられないというか、絶対に嘘だと感じている人も多く、死ぬことを選ぶのは間違いだという考えも出てきて、ラストはだいぶバタバタするんだけど… まさかのラストにも期待しちゃいますよね? ホントに人類最期のクリスマスなのかどうか、これは見てのお楽しみです!