この映画は凄かったなあ～ まさかの展開にビビっちゃいましたし、主役級の女の子たち、みんな可愛いんだよね… それだけでもう大満足できる青春映画だったと思います。そして、この映画… 物語のあらすじを全部知ったうえでもう一回見ると、その２倍以上泣けちゃうからすごいです！ 伏線っていうのかな？ あ、このときにこんなこと言ってたんだ？ こんなことしてたんだというのを見つけるたびに、涙がジュワ～って出てきちゃうんですよね…
ということで、映画「少女は卒業しない」でございます！ 映画ブロガーさんの絶賛している声も聴いていたし。河合優実さんと小野莉奈さんが出てるって聞いたら、見逃すわけにはいきませんよね？ 早く見たい、早く見たいと思っていたんです！
とっても素晴らしい映画でした… 卒業式の前日と当日、たった２日間の映画なんだけど、卒業と４組の男女の別れ（これもある意味、卒業？）が描かれているんですね～ さっきも言ったんだけど、その流れを知ってからもう一回見ると、よく理解でき過ぎて、何倍も感動できちゃう不思議な映画なんですよね～
主役の河合優実さん。そんなに美人さんとは言えない女優さん（あ、自分の好みの顔ではないってことなんですけど…）だと思っているんだけど、なんか不思議な魅力のある女優さんだと、いつも思っています。もう、こんなに若くして、日本映画に欠かせない素敵な女優さんになってる気がします。今回の映画では、主役としてはそんなに出番は多くない気がするんだけど、やっぱり彼女が中心に回っているというか、最後には全部持って行ってしまうというか… やっぱり、不思議な子なんです…
一番主役感があるのは、今、とっても旬の女優さんになっている小野莉奈さん。可愛いんですよね～ 根っからの明るさみたいなのもあるし… 卒業したら東京に出て勉強を頑張ろうと思っている彼女と、地元にいて、地元の子供たちにバスケを教えたいという彼氏との恋の行方が、この物語の中では「主」になっている印象です… 誰もが出会う、人生最初にして最大の分かれ道ってやつですよね？ みんな経験してきたやつです… たぶん… なんか、応援したくなるような二人なんで、これ見てもらえば納得できると思います…
小宮山莉渚さんの恋（別れ？卒業？）も、いいんですよね～ 今回のエピソードの中では一番好きなヤツだったかな？ 森崎（佐藤くん）の歌うあの歌も、渋くていいんですよね～ そして、一番のお気に入りと言ってもよかったのが、中井友望さんと藤原季節先生のエピソード。あんなタイプの子、個人的には好きなんだけど、ある意味、ちょっと手ごわいのかも…
Yahoo映画の作品解説より
朝井リョウの連作短編小説を原作に、間もなく校舎が取り壊される高校を舞台に描く群像劇。自分たちの全てだった学校と恋にさよならを告げる、4人の少女たちの卒業式までの2日間を映し出す。監督などを手掛けるのは『カランコエの花』などの中川駿。
朝井リョウさんの小説の映画化、それだけでも要注目って感じですよね… 青春を描かせたら一番って感じです！ 高校の卒業って、人生の中で最も大きな「別れ」「旅立ち」って感じですよね？ 「卒業」と「別れ」、「夢」と「希望」「絶望」みたいな気持ちがとにかく絡みまくって、すべてに「さよなら」しちゃう、すごい２日間になってました…
こういう映画と出会っちゃうから、映画見るのをやめられなくなるんですよね～ ああ～、やっぱり、映画って最高です！