有名人が、自分自身の殺人事件だとか、誘拐事件だとかに、本人役でドラマ出演・映画出演するパターンは、よく見たことがある気がしますが、ここまでリアルというか、本気で誘拐されて、その場から本気で逃げようとする物語は、なかなか見ることがなかったのかな?という気持ちでいます! 韓国のトップスターでもあるファン・ジョンミンさんが、かなりの熱演でしたね~ こんな形の誘拐事件って、本当にありそう… ものすごいリアリティがありました!
ちなみに、ファン・ジョンミンさんですが、実は私は、あまり彼の映画は見たことがないんですよね~ もちろん、お名前は何度も聞いたことがある、有名な俳優さんだということは知っていますが… 唯一見たのは、「国際市場で逢いましょう」くらいなんです… 「コクソン」とか「ベテラン」とか、「ただ悪より救いたまえ」とか、有名なヤツ、全然見てないんですよね…
家に帰る途中、コンビニによって、一般市民にちょっと絡まれて、車に乗せられてしまう… なんか、簡単にこういう事件って起きちゃいそうです… あり得ないって感じではないですもんね… いわゆるトップスターと呼ばれるような有名人って、簡単にコンビニにも入られないってことなんだろうか?(そういう意味では、アイドルも可哀そうな仕事ですよね… 意外に、学校の先生も、普通の店に関単に入りにくい、いろいろ噂される仕事ではありますが…)
誘拐されちゃって、人質として監禁される… さすがにトップスターだけあって、役柄としてはいろいろな役の経験があるんですよね… 数ある経験の中から、いろいろと考えて、なんとかして逃げようとするあたり、ちょっとできすぎな感じもありました… あれだけ、危険を顧みずに、動けるものだろうかと、見ていて心配しちゃいました… ちょっと失敗したら、すぐにでも殺されちゃいそうな感じでした…
犯人側に、彼のファンというか、少し優しい感じの人がいて、いろんな意味で、彼をほんろうして、なんとか逃げようと頑張ってましたね… ちょっと間違えば、大変なことになっていたと思いますが、彼の思い切った行動、ものすごい演技力は光っていたと思います! 自分で捕まったら、あんな感じに逃げようとするんでしょうね? ちょっと難しいような気もしますが…
犯人側の狂気的な感じも凄かったと思いました… サイコ的というか、かなり徹底して怖かった気がします! ただ、仲間の中に穴があるというか、弱点もいくつかあって、チームとしてはそこがちょっと弱かったのかな? 仲間割れみたいな感じもありましたし…
Yahoo映画の作品解説より
記者会見を終えて家に帰る途中だった俳優のファン・ジョンミン(ファン・ジョンミン)は、何者かに拉致されてしまう。パイプ椅子に縛りつけられた状態で目を覚ましたジョンミンは、自身が巨額の身代金を目当てに誘拐されたことを知り、さらに犯行に及んだ若者たちがソウルを震撼(しんかん)させている猟奇殺人事件の犯人であることにがく然とする。身動きの取れない彼は、演技力を武器に犯人グループを翻弄(ほんろう)し、脱出のチャンスをうがかう。
終始、緊張感のある映画で、時間も90分程度の短さというせいもあって、かなり短めに感じる映画だったかと思いました… ギュっと中身が詰まっていた、そんな映画です! なかなかよくできたいたなと思える部分と、もう少し何とかなったんじゃないかという気持ちも若干あった映画だったかと思います!
ファン・ジョンミン自身が、この役をとても楽しそうにやっていたことが想像できましたが、数年後のシーンの中では、犯人に似た俳優さんの出演にビビるシーンもありました。これだけの事件が起きると、トラウマとか不安って起きるんじゃないかと、少し心配しちゃうところがありますね… それにしても、役者さんってやっぱスゲエな。と思える映画ではありました。