娘役のエル・ファニングが、とってもいい子でした… 映画「選ばなかったみち」 | すがちゅあ~んのブログ

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簡単に言えば、認知症の父と、その娘の愛の物語ですね~ ハビエル・バルデムとエル・ファニングのW主演になります! 映画「選ばなかったみち」というヤツですね~

 

実は、内容はあまりよく分かってなかったのですが、題名が好きでレンタルしてきました…(題名に一目惚れです) そして、大好きなエル・ファニング見たさでもあります!

 

 

この映画、サリー・ポッター監督の実体験に基づいたものらしいです… ちなみに、実体験というのは、弟さんが若年性の認知症だったということらしいです… サリー・ポッター監督といえば、見たことあるのは、映画「ジンジャーの朝 さよならわたしが愛した世界」ですね~ そういえば、この映画もエル・ファニング主演でしたね… 昔からのコンビ、ということになるのかな? エル・ファニングは、あの頃はホントに可愛い美少女って感じでしたが、もうすっかり大人の女性になりましたね~ オスカー俳優のハビエル・バルデムとエル・ファニングは、初共演みたいです! これは楽しみでしたね~

 

とにかく、ハビエル・バルデムが演ずる認知症の父親、凄かったですね! 監督さんからの要求や演技指導もあったんだと思いますが、かなりの熱演でした… これはいったい、どうしたらいいんだろうと悩んじゃいましたね~ 見ている時間も、凄く長く感じる映画でした…

 

今、そこで起きている現実の世界だけが描かれる映画じゃないところが、この映画の凄いところです! 題名の「選ばなかったみち」というのは、このあとのあれこれにより、納得がいくことになるのですが、まったく想定外の物語なんですよね~ 時間軸があっちにいったり、こっちにいったりもするので、結構、難解な部分もありました… でも、今の認知症の状態と、あの頃の想い出が、変にリンクしちゃっているんですよね… 後悔ばかりの人生になってしまったみたいなのですが…

 

そして、誰も彼の面倒を見るなんて、絶対にできないと投げ出してしまいそうな話ですが、唯一、彼の面倒を最後まで見ようと頑張ってくれたのは、元妻との娘でした… 自分の仕事でも追い込まれていた彼女ですが、父親を見捨てることができない彼女には、頭が下がる想いというか、感心しまくりでした… あまりにも変わり果ててしまった父親を見るのは、辛いことでしたよね…

 

 

Yahoo映画の作品解説より

『ジンジャーの朝 ~さよなら、わたしが愛した世界』などのサリー・ポッター監督が、自身の実体験をベースに手掛けたドラマ。認知症を患って日常生活もままならなくなった父親と、彼を病院に連れ出そうとする娘が過ごす24時間を描く。『BIUTIFUL ビューティフル』などのハビエル・バルデム、『最高に素晴らしいこと』などのエル・ファニングのほか、ローラ・リニー、サルマ・ハエックらが出演する。

 

 

人間、あんな状態になってしまったからこそ、いろいろ思い出しちゃうものなんだろうか? 今の自分のことは忘れる一方だけど、絶対に忘れられない後悔ってのは、認知症になっても浮かんで来ちゃうんですよね~

 

ハビエル・バルデムとエル・ファニングの、いまだかつて見ることがないような演技も十分に堪能することのできる映画ですが、なかなか面白い作りの映画なので、そういう技術的な面も楽しんでほしい映画だと思います! かなり、重い映画ではあるんだけど、いろんな方に見て欲しい気もします!