好きという感情って? 今泉監督らしい会話の応酬でした… 映画「窓辺にて」 | すがちゅあ~んのブログ

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今泉力哉監督の最新作「窓辺にて」を、公開初日に、山形県東根市の映画館に遠征して、見ることができました… あ、なぜ東根まで約2~3時間かけて遠征したかというと、ウチの奥さんが都会に住む息子の所へ遊びに行ったということと、ここでもう一つ別の映画が見たかった(四畳半サマータイムマシン・ブルース)わけでございます! 簡単に言えば、こちらはオマケだったのです…

 

今泉監督の映画は、「パンバス」の頃から大好きなんですよね~ 秋田ではほとんど公開がないので、だいたいはDVDでの鑑賞になるのですが…

 

 

ということで、今回の映画ですが、個人的には、今泉力哉監督の作品の中では、あまり感情が動かされない作品だったかなあ?というのが、正直な感想です… 稲垣吾郎さん演ずる主人公への思い入れの強さで、影響される作品だったかなあ? 好きとか嫌いという感情があまり前に出てこない男なんですよね? よく言えば、優しすぎるというか、でも結局は、何考えてるんだか分からないので、奥さんとしては「私のこと好きなの?嫌いなの?」という不安と不満でいっぱいになってしまう男なのかもしれません…

 

どちからというと、自分に似たタイプなのかもな… だからこそ、あまり好きになれなかったのかも… わたしも、こんな感じの不満をよく言われたタイプだったかもしれないです… 言葉少ないしね~

 

奥さん役の中村ゆりさんが、とってもお綺麗で、あんな奥さんがいたらいいのになと思える女性だったんだけど、いわゆる寂しさ故にという言動で満たされていて、個人的には苦手だったかな? こういうタイプの男としては、扱いにくいタイプだったような気がします… そういう意味では、玉城ティナさんのようなタイプ、好きですね~ いろいろ動いてくれるというか、振り回してくれるタイプは、個人的には好きです… 今まで見た彼女は、どちらかというと毒のあるタイプだったので、今回のような純のタイプ、好きです!

 

どこまでもまっすぐだった志田未来さんが、今回の映画では一番印象に残ったかな? ちょっと怖いタイプではあるんだけど、あれだけまっすぐなのは、なんだか気持ちよかったです!

 

 

Yahoo映画の作品解説より

『半世界』などの稲垣吾郎が主演を務め、好きという感情について描いたラブストーリー。妻の浮気を知りながら何も言い出せないフリーライターが、自身に芽生えたある感情に悩む。監督は『愛がなんだ』などの今泉力哉が務め、本作のために脚本も書き下ろした。

 

 

出てくる人たちすべてが、頭がぐちゃぐちゃになってしまいそうな悩みを抱えていて、見ている我々も、感情がぐちゃぐちゃになってしまいます… ある意味、そこが今泉力哉監督らしさなのかもしれませんが、個人的には今回は好きになれない作品だったかもしれません… っていうか、人によって別れちゃいそうな作品です…

 

想定以上の会話劇だと思うので、ついていけるかどうか…(笑) パフェが食べたくなるような映画です… 個人的には、チーズケーキに1票かな?