年を取るのが、なんだか怖くなっちゃったな… 映画「PLAN75」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

自分の死を自分で選べる世の中、ある意味、理想的な政策なのかもしれません… 高齢化社会が、今以上に問題だらけになることは、ある程度、予想はできますからね~ 75歳になったら、自分の死を選べる社会、なかなか衝撃的な映画になるだろうと予想はしていたのですが、映画「PLAN75」、予想以上に怖い映画、厳しい映画になっていたかなと思います。とにかく、老後の楽しみと言うよりは、不安がいっぱい、年を取ることが非常に怖くなってしまいました… なんだか、今のまんま、年は取りたくないですよね~

 

 

ということで、映画「PLAN75」なんだけど… 個人的には、磯村勇斗くんと河合優実さんという若い二人が印象に残りましたね~ あの二人の表情、行動をみると、この政策にはやはり、問題が多くあるんじゃないかと思えました… 75歳になったからと言って、自分の身内には死を選んで欲しくないと思ってる人が多いんじゃないかと、思えたことが救いでした…

 

倍賞千恵子さんと河合優実さんとの毎日の電話などでの交流、癒やされましたね~ でもやっぱり、あのシステムは、苦しくなっちゃうのかも… 同じ人と、その担当が毎日交流しちゃうと、絶対に感情移入しちゃいますよね… 本当にこの政策が冷たいものだったら、もっともっとやり方があるんだろうなと思えました…

 

若い磯村くんと叔父さんの関係も、素敵でしたね~ 二人とも無口な感じだけに、じわじわきましたね~ 二人で黙って食べて、黙って移動して、なんだか痛いほど気持ちがわかるんですよね~ 磯村くんが自由に動けるほど、あの施設のセキュリティが甘すぎて、ちょっとビックリでしたけど…

 

倍賞千恵子さんに関しては、完全に覚悟をしての行動だったので、あんな形で復活することになったのは、ちょっと意外だったけど、あれはあれで強い気持ちだったのかなと、こっちで勝手に判断することにしました… ラストシーンが、なかなか感動的でしたね~ 少しだけ、前に進めそうな気がしました…

 

 

Yahoo映画の作品解説より

超高齢化社会を迎えた日本では、75歳以上の高齢者が自ら死を選ぶ「プラン75」という制度が施行される。それから3年、自分たちが早く死を迎えることで国に貢献すべきという風潮が高齢者たちの間に広がっていた。78歳の角谷ミチ(倍賞千恵子)は夫と死別後、ホテルの客室清掃員をしながら一人で暮らしてきたが、高齢を理由に退職を余儀なくされたため、「プラン75」の申請を考える。

 

 

75歳って、まだまだ若いですよね? まだ、老後の生活を十分に楽しめそうな年齢ですけど、自分が思っている自分とは、やっぱり、全然変わってきちゃうんでしょうかね~ そう考えると、これ以上、年は取りたくないもんだなと思います…

 

安楽死とか、その場面によっては、自分で死を選べるシステムというのは、あってもいいのかと思いますが、やっぱりまだまだ健康なお年寄りには、元気に頑張って欲しい気がしますね…