テニスつながりです！（狙ったわけじゃなかったんだけど…） 自分がずっと応援し続けているスポーツなので、ずっと見たいなあ～と思ってました…（まさか、見逃すとは思ってなかったんだけど…） ビーナス・ウィリアムスとセリーナ・ウィリアムスを育てたパパの物語というよりは、あのアカデミー賞授賞式で、司会者を平手打ちしてしまったウィル・スミスの映画として見てしまった、そんな感覚です… ということで、映画「ドリームプラン」でございます！
あまりにも強すぎる姉妹だったので、個人的には少し苦手なプレイヤーだったウィリアムス姉妹ですが、この映画を見ると、彼女たちを一生懸命に応援したくなりましたね～ とっても素直で、いつも一生懸命で、とってもクレバーな彼女たち、なんか素敵だったな～ それに比べてパパさんは、かなりのクセ者でしたね～ あまり、感情移入はできない、共感できにくい作品ではありましたが、独学で研究して、しかも自分ではやったことのないテニスで、自分の娘を世界王者にするという計画、驚くべきものだったと思います…
ウィル・スミス演ずるパパさん（いわゆるキング・リチャードですね～）は、あまり愛すべきキャラとは言えないんだけど、独自で考えた育成方法、その実行力には頭が下がるというか、素晴らしいと思いました… あんなふうに親ってできるんだな～ これはすごいことだなと…
テニスという、全世界で考えられないほどの大人数がやっているスポーツで、独自の方法で世界を目指せるというのが、本当に奇跡だなと思えました… 彼女のたちの環境を整えたすべての人々、と言っても、結局は彼女たちの家族ということになるんだけど、ホントに凄いなと感心しました… あんなに仲がよくて、素直で、頭がよくて、どんなふうに育てたらあんな可愛らしい子たちに育つのかと思いましたし、あ～いう性格の子たちだったから、あそこまで成長したんだと思います！
ウィル・スミスに最後までつきあった奥さんが凄かったですよね～（あ、ウィル・スミスの奥さんじゃないですよ） あの奥さん凄かったですよね～ 父親だけの力ではまったくなかったので、彼女の存在はもっと取り上げられてもよかったのかな？（ま、映画はそんなつくりになってますけど）
有名なテニス選手、指導者がいっぱい出てきて、テニスおタクとしては楽しめましたね～ ジュニアの育成施設、ホント凄いんですよね～ あれだけの環境、日本にも欲しいんだけどね～
Yahoo映画の作品解説より
ビーナス、セリーナ・ウィリアムズ姉妹が生まれる前、父のリチャード(ウィル・スミス)は優勝したテニス選手が多額の小切手を手にする姿を見て、子供を最高のテニス選手にすることを思い立つ。自身はテニス未経験だったが独学で指導法を研究し、世界王者を育てる計画書(ドリームプラン)を作る。治安の悪いアメリカ・ロサンゼルス郊外コンプトン市の公営コートで、彼は周囲からの批判やさまざまな困難を乗り越えながら、娘たちを史上最強の選手に育て上げていく。
最近、テニスからはまったく離れてましたので、「テニス愛」を思い出すことのできた数日だったと思います… でも、もうさすがに、あの白短パンは恥ずかしいですよね～（ウィル・スミスがものすごく似合っていたのにはビックリでした）
主演男優賞を受賞したウィル・スミスの凄さよりも、ウィリアムス姉妹のパパさん本人の凄さを、ヒシヒシと感じることのできた映画だったかな？ あまり好きにはなれないけど、彼の凄さはリスペクトです！