「じゃーん」の岩本蓮加さん、成長したな~ 映画「世の中にたえて桜のなかりせば」 | すがちゅあ~んのブログ

すがちゅあ~んのブログ

映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

乃木坂46の岩本蓮加さん。自分の中では、3期生の最年少。いつまでも「じゃーん」で登場する可愛らしい女の子というイメージしかないんだけど、こんなふうに映画で主演を演じるようになったかと思うと、なんだか感慨深いモノがありますね~ 13歳とか14歳とかでしたからね~ もう、高校を卒業する年齢になっていることにも驚きます!(もう卒業したんですね?)

 

ということで、現在山形に来ております! 2泊目の朝を迎えてます… 3月に退職したウチの奥さんが、浦安に住んでいるウチの息子のところに遊びに行くというので、山形新幹線の乗車駅まで送ってくるという大事な使命を命じられたことをきっかけに、秋田では上映していないこの映画を見ることが今回の主目的になっております! ちなみに、映画三昧のこの土日、金曜の夜に2本、昨日の土曜日には、朝9時から寄るの11時まで、5本見させていただいております! 58歳にとっては、結構過酷な映画鑑賞三昧でございますが、心地よい疲れでございます!

 

 

乃木坂46の岩本蓮加さんと、宝田明さんのW主演。ここまで年の離れた主演コンビというのも、なかなかあることではありません… しかも先日、車椅子で完成試写会に参加したと思ったら、そのあとすぐにお亡くなりになってしまって、公開には間に合わなかったという哀しい事実も、山形まで見に来るきっかけになったのかと思います! 宝田明さんも好きだったんですよね~

 

けして上映館も多くないですし、みんなが見るのを嫌うようなアイドル映画という一面もあるかもしれませんが、この映画は、かなり満足度が高いと思います! わたしなんかは、終始ボロ泣きしてましたし、アイドル映画だと言って、見ないのはもったいない映画になっております!

 

個人的には、れんたんの可愛らしさ、その成長ぶりにも驚いておるし、いやあ~、綺麗になったな、大人になったなという、感慨深さを感じております! そして、やっぱり直前に宝田明さんが亡くなっているという現実も、この映画への感動ポイントが高めている、そんな感じがします! あまりにも偶然というか、そういう映画なんだけど、終活というか、儚い命みたいなのが大テーマなんですよね~ とにかく、一つ一つのシーンが、W主演の二人の人生のようで、なんだか思い入れが深く、強くなってくるんですよね~

 

蓮加さんでいうと、前半はマニュアルどおりに機械的に話す口調の台詞から、だんだん緊張感がとれてきて、ナチュラルに話すシーンまで、ものすごく上手に演示分けられているんですよね… 前半は、大丈夫かなと心配しながらの鑑賞だったんだけど、後半はもう、女優さんって感じに見えてきました… れんたんらしい笑顔というか、しゃべり方も自然で、すごくいいんですよね~ あの宝田明さんもいっぱい褒めてくれていたので、ここは素直に受け止めたいと思います!

 

 

 

Yahoo映画の作品解説より

解説: アイドルグループ「乃木坂46」の岩本蓮加と『ゴジラ』などの宝田明が主演を務め、桜の季節と終活をテーマにした物語を描くヒューマンドラマ。不登校になった高校生が終活アドバイザーとして老紳士と一緒に働きながら、さまざまな人たちの悩みに触れていく。共演は土居志央梨や郭智博、徳井優、吉行和子など。監督を務めるのは短編『サイレン』や短編オムニバス『掌の小説』などの三宅伸行。

 

 

それにしても宝田明さんですよね~ これが遺作となってしまったのは、本当に残念です! この映画でも、その実力と温かさ、十分発揮していたと思いますし、蓮加ちゃんとのコンビも、すごくよかったです! もちろん、吉行和子さんの雰囲気も、その一因になっていたと思いますが…

 

終活に訪れるたくさんのお客さんたちの人生も、すべて感動的というか、いい話なんですよね~ そのお客さんの人生に触れて、一生懸命に協力することで、自身も大きく成長していく物語、本当に素晴らしい映画になっています! これは、超オススメできるヤツです! わたしは、個人的な思い入れも含めて、もう、年間ベスト10入り、確実だと思います! そのくらい素晴らしい作品です! ひいき目なしに素晴らしいですよ!