いつまでも若いままって、結構ツラいことかもしれない 映画「Arc アーク」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

この手の作品は、絶対こうなるよな…という作品でした。近未来系の作品って、だいたいこんな感じになる、自分の中では予想通りでした… 見たいって言ってたウチの奥さんは、口あんぐり状態(?) なんだか、意味分からなかったとつぶやいていました… 芳根京子さん主演の映画「Arc アーク」でございます!

 

内容はともかく、芳根京子さんが堂々と主役を演じていたのが、なんだか嬉しかったな~ 最近、ドラマでも映画でも、よく頑張っていますもんね~ なんか、いつの間にか、立派な女優さんになってるなと思っちゃいました…(なぜか親目線?)

 

 

芳根京子さんが、一人で17歳から100歳を超えるまでの熱演です… ただ、老けメイクをするのではなく、そのままの若くて美しい姿での人生ですから、あまり風貌は変わらないんですけどね… ただ、表情とか雰囲気とか、落ち着き具合とか、それなりの年齢に感じられるから凄いですよね…

 

ただやっぱり、自分の息子が高齢になってしまったり、自分の仲間とか知っている人たちは、みんな年を取っていくわけですから、孤独感はあるでしょうね~ 夫婦や家族で一緒に、若いまま一生過ごしていくという目的はあったんでしょうけどね… とりあえず、人類初めての永遠のいのちを得た女性の物語、一緒に見ることができたという満足感はありました… ある意味、大成功で、ある意味、失敗というところもあったかな?

 

印象的だったのは、後半のモノクロのシーンかな? 少し展開がユルい感じもあって、少し眠気も出てきちゃうシーンではありましたが、効果的な演出だったのかもしれません… ま、ここいらへんは、意見が分かれるところもあると思いますが… 急になんか、近未来・都会というイメージから、田舎というか、古い時代というか、そんな雰囲気になったは、ちょっと違和感あったかな?

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

世界的SF作家ケン・リュウの傑作短編小説を、『愚行録』『蜜蜂と遠雷』の石川慶監督が映画化したSFファンタジー。不老不死の技術が発展した近未来社会で、30歳の姿のまま永遠の人生を歩んでいく女性の運命を描く。主演の芳根京子が、ひとりの女性を17歳から100歳以上まで演じる。共演に寺島しのぶ、岡田将生、倍賞千恵子、小林薫ら。

 

 

近未来が描かれた映画って、ちょっと現実的でない感じがするので、あまり好みではないのですが、こういう世界が来るのだろうかと、期待できる部分や、不安に感じる部分がありますよね~ 今回で言えば、遺体を完全に永久保存する技術みたいなのや、永遠の命が得られるかといった部分ですね~ ま、どんな世の中にこれから変わっていくのか、楽しみな部分は多いけど、そんな頃には、もう自分はいないでしょうから、なんだか寂しいものがあります…