映画「ラストレター」は、中国で先に公開されてた… 映画「チィファの手紙」 | すがちゅあ~んのブログ

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この映画、なんでリクエストしたんだっけ? 実は、まったく忘れていたんですよね~ 見始めてすぐに思い出したのですが、岩井俊二監督の映画「ラストレター」です! まったく同じストーリーなんです! でも、中国映画… つまり、中国版の「ラストレター」なんですね… 

 

てっきり、日本映画の「ラストレター」の中国版リメイク作品なのかと思っていたのですが、実はこちらの作品は2018年制作。映画「ラストレター」は、2020年公開ですから、つまりこちらが「お姉さん」。まったく同じ物語の日本版は、後で作り直されたモノということになります! 監督も、実は岩井俊二監督でした… ということで、映画「チィファの手紙」でございます! 知る人ぞ知る作品なのかな? それとも、有名な話で、私だけが知らなかったことだったのかも…

 

 

日本版の映画「ラストレター」は、とにかく広瀬すずさんと森七菜さんの可愛らしさに負けちゃうというか、あの二人だけを鑑賞していたような、そこしか見てなかった感じだったのですが、今回の映画は、素直にストーリーを楽しむことができたかなという感じがします! もの凄く真剣に、ある意味、懐かしく見られました…

 

ただ、この映画のホームページに面白い記事を見つけたのですが、同じストーリーではあるのですが、小説「ラストレター」と、映画「ラストレター」の味わいが、まったく別のモノのように感じられたのと同じように、日本映画の「ラストレター」と、中国映画の「チィファの手紙」は、やはり色合いが違うというか、別物の映画なんですよね~ 中国の風土で、中国人俳優が演じることで、全然違う作品になる、ある意味これは。「双子姉妹の映画」ってことになるのかな?ということが書かれてました…(日本版は夏休みで、中国版は冬休みという設定がまったく違うらしいのですが)

 

映画「ラストレター」は、岩井監督自身が、初めて自分の故郷・宮城県で撮影したらしいのですが、この作品は、岩井俊二監督のお母さんが生まれた地・大連で撮影されたらしいんですよね~ 二つの故郷での作品ということになるらしい… そんな素敵なエピソードもあるみたいですね~

 

そして、ピーター・チャン監督がプロデューサーとして参加していることもあり、豪華な中国人キャストも出演しているし、岩井監督のイメージにピッタリな映画初出演という方も、たくさん出演しているという裏話もあるらしいです… 主演女優のジョウ・シュンさんは可愛らしい方ですよね~!(松たか子さんの役に当たるのかな?) 映画「更年期的な彼女」や映画「画皮 あやかしの恋」、ハリウッド映画「クラウド・アトラス」にも出演している、中国4大女優とも言われている人です! 日本映画の広瀬すずさんと森七菜さんに当たる、現在と過去の二役を演じている二人の若い女優さんは、こちらもやはり印象に残る演技をしてくれています。

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

『Love Letter』『花とアリス』などを送り出してきた岩井俊二監督が、日本で映画化した自身の小説『ラストレター』を原作に、初めて中国でメガホンを取った恋愛映画。亡くなった姉の代わりに同窓会に出席した女性を主人公に、過去と現在、ふたつの世代の物語を描き出していく。出演は、ジョウ・シュン、チン・ハオ、ドゥー・ジアンら。

 

 

どうして、自分が幸せにしてあげられなかったんだろという後悔だけが残っちゃいますよね~ 初恋というか、青春時代に誰もが経験したことがあるだろうという、手書きのラブレター・文通の楽しさ、すごくいいんですよね~

 

この2つの映画の元ネタになったといわれる、ペ・ドゥナ主演の韓国のショートムービー「チャンオクの手紙」という作品も、もの凄く気になりますよね~ 見てみたいな~