「おジャ魔女どれみ」シリーズ、２０周年記念の劇場版ということで、イマイチのれないんじゃないかと心配はしていたのですが、この作品は、「おジャ魔女どれみ」シリーズを見ていなくても、全然問題の無い映画だったと思います！ その世界観を知っていると、より楽しめる映画にはなっていると思いますが、何も知らなくても大丈夫、とっても可愛らしい映画ですごく良かったと思います！
ちなみに「おジャ魔女どれみ」は、１９９９年から４年間で全２０１話放送された、人気アニメーションらしいです！ その後、劇場版や番外編も制作されたみたいですが… わたしは、もう３０代後半になってますから、全然出会えなかった作品でございます！ もちろん、その存在は知ってましたが…
今回の作品、映画「魔女見習いをさがして」に興味を持ったのは、実は、主役の３人の声を担当しているのが、森川葵さん、松井玲奈さん、そして、ももクロの百田夏菜子さんなんですよね～ 豪華すぎるメンツですよね～ 特に、アニメ声の百田夏菜子さんには、要注目でございますよ！ あの声、大好きなんですよね～ そして、乃木坂ちゃんたちが本当にお世話になった松井玲奈さんですから、これは見ないわけにはいかない…
これ、叔父さんが見るのはちょっと恥ずかしい気もしてますが（劇場では見なくてよかったかな？）、個人的にはとっても好きな物語でした… 子どもの頃に、純粋な気持ちで描いていた「夢」を、大人になった今、現実と向き合いながら、苦労を重ねて一生懸命生きる女性３人の姿に、いろんな意味で共感出来ちゃうデスよね～ 感情移入しちゃう部分が、いっぱいありました… 理想と現実のギャップに、悩んでばかりなんですよね、大人って！
ちなみに、教員志望の大学生ソラちゃんが、森川葵さん。自信をなくしてばかりです。
望んだ仕事にはついたんだけど、職場に馴染めず葛藤する帰国子女のミレが松井玲奈さん。
夢を追いかけてはいるんだけど、ダメ彼氏に振り回されるレイカが百田夏菜子さんです！
３人の主人公さんたちとともに、声の担当をしている３人にも、なんだか思いが深くなる、そんな作品でもありました… 松井玲奈さんの落ち着いた声もよかったし、森川葵さんと百田夏菜子さんの可愛らしい声も、絵の雰囲気にバッチリ合っていて、最高でした！ 特に、百田夏菜子さんの声は、アニメ界で十分やっていける声ですもんね～ なんか、一生懸命声を出している感じがして、なんだか嬉しかった…
そして、この作品、実写版でもいいんじゃないかと思えるほど、ロケ地が贅沢というか、日本の有名どころを巡る、ロードムービーになっているのが楽しいんですよね～ おジャ魔女どれみの世界を巡る旅にもなっているみたいですが… 鎌倉、高山、京都、尾道ですからね～ これは贅沢です！
ぴあ映画生活の作品解説より
1994年から4年間放送されたTVアニメ『おジャ魔女どれみ』シリーズの20周年を記念し製作された劇場版。TVシリーズの始まりの場所“MAHO堂”で3人のヒロインが出会い、大人になって忘れてしまった大切な何かを取り戻す旅に出る様を描く。佐藤順一監督、関弘美プロデューサー、総作画監督の馬越嘉彦らオリジナルスタッフが再集結。
とにかく生きづらい世の中ですが、アニメのキャラに助けられることって、実はいっぱいあるんですよね～ それが、この３人にとっては「おジャ魔女どれみ」というのが共通点で、理解し合える本当の友達になっていくわけですから、アニメキャラって貴重な存在ですよね～ なんだか、楽しくってしょうがない、そんな物語だったと思います！