プロ野球の世界で、女の子が活躍する姿、見てみたいですよね～ できれば、一番目立っちゃうピッチャーがいいですよね～ スピードはそんなになくても、魔球のような変化球で、男性強打者をきりきり舞いさせる… こんな夢、何度も見たことありますね～ 水島新司さんの「野球狂の詩」、水原勇気さん好きでしたね～ 当然、あの頃は夢のまた夢、絶対にあり得ないと思いながら、マンガを読んでいたんですけどね…
現実の世界で話題になったと言えば、やっぱりナックル姫の吉田えりさんですかね～ 女性がプロの世界で活躍できるとすれば、彼女のようなナックルボーラーしかないと思ったものです… 残念ながら、球速が１００キロ行くか行かないかだと、プロの世界では厳しいかと思ってましたけどね… 片岡安祐美さんなんてパターンもありましたけど、体が小さくて、ちょっと無理そうでしたもんね…
そんな我々の長年の夢が叶うかもしれない映画「野球少女」の公開が始まりました… 韓国映画が、秋田で上映されるのは、かなり珍しいことです… なんでこの映画が秋田で上映？ なんて思ってしまいました… 人気ドラマの影響もあった？ 彼女の人気が凄いの？ ま、どういういきさつがあったのかは、分かりませんが、こうやって上映していただけるのはありがたいことです…
公開第１週、なんと秋田の映画館でも５回の上映、しかも、スクリーンは２番目に大きなところ、こんな好待遇で凄いなと思いましたが… なんと、お客さんは、我々夫婦も含めて、たったの６人でした… う～ん、さすがにこの映画の存在を知ってる人は、秋田では少ないのか？ ちょっと寂しくなりました…
映画は、本当にすばらしかったです！ これは、もっとたくさんの人に見て欲しい！ あきらめない心、夢を追いかける勇気ですね～ あれだけの逆境というか、あきらめなさいと言われ続けても、がんばり続けた彼女は、本当にエラいですよね～ イ・ジュヨン、なかなか魅力的な女優さんでした… 一瞬、平手友梨奈のような雰囲気ありますけどね～
そして、彼女のがんばりと共に、やはり欠かせない存在だったのは、イ・ジュニョク演じるコーチの存在でしたね～ 名選手には、このようなコーチの存在は不可欠です！ 指導者って、凄いですよね～ 意識改革から技術指導まで、教え方一つで選手は変われるんですよね～
ぴあ映画生活の作品解説より
2019年の第24回釜山国際映画祭で、観客や批評家が大熱狂した感動のスポーツドラマ。プロ野球選手を夢見る少女が、性別の壁にぶつかりながらも奮闘していく様を描く。世界中で大ヒットした韓国ドラマ『梨泰院クラス』のメインキャスト、イ・ジュヨンが主演を務める。共演に『秘密の森』のイ・ジュニョク、『椿の花咲く頃』のヨム・ヘランら。
女性ということだけで、あきらめてしまった選手、たぶんいっぱいいるんでしょうね～ 当然、肩の力とか、男性との差は大きいですし、力勝負は苦しいのかもしれません…
ただ、この映画のように、あきらめなければなんとかなる場合もあるでしょうし、工夫することもできるのかもしれません… もちろん、叶わないことの方が多いのかもしれませんけど、このような夢を追いかける映画は、見ていて楽しいです！ 成功しても失敗しても、ですけどね… あ、でも、やっぱり、失敗してあきらめることになったら、ツラいのかもね…