昨日、映画納めをしようと思って、秋田市に出かけたのですが、洋服の青山の「初売りセール」に立ち寄ってしまったら、上映時間に間に合わなくなってしまって、映画納めに失敗してしまいました… １２月末で、今年のお気に入りベスト１０を作る予定なので、できれば「スパイの妻」が見たかったのですが、そちらの方はあきらめました…（ま、監督さんとの相性もあまりよくないし、しょうがないです）
その代わりといっていいかはわかりませんが、昨日、DMM.comさんから、こちらも今年中に見たいと思っていた映画「アルプススタンドのはしの方」が届いたので、残念ながらDVDではありますが、こちらを今年の映画納めにしようと思います。こちらも、今年のベスト１０入りの可能性が高い作品だと思っていたので、ある意味、ラッキーだったかな？
こちらの作品は、テレビで見た「２０１７年全国高等学校演劇大会」で、最優秀賞を受賞した作品です！ 兵庫県の東播磨高等学校ですね～ 当時、たった４人のキャストで演じるこの作品に、衝撃を受けました… 大感動だったんですよね～ その後、全国各地の高校生たちがリメイク上演、そして、２０１９年にはスポッテッドプロダクションズのプロデュース公演により上演。その舞台版の俳優さんたちが引き続き同じ役をやり、映画化されたものだそうです。
たった４人で、アルプススタンドのはしの方で、いわゆるワンシチュエーションで行われる会話劇が、まさか映画化されるとはね～ こちらの方にも、大きな衝撃を受けてました… ただ、絶対に感動作品になるだろうという予感はありましたね～
舞台版と若干違っていたのが、あのウザい先生の登場ですね～ これは正直、好き嫌いが分かれるかなと思って見ていたのですが、あのウザさまでが感動に変わっちゃうんだから、凄いですよね～（はじめは、この人邪魔だな～と思っていたのですが…） そして、吹奏楽部の部員さんたちの存在も、なかなか良かったですよね～ 部長さん役の黒木ひかりさん、可愛かったデス！ イメージとしては、櫻坂の菅井さんみたいな雰囲気… なんでもできるような人にも、悩みはあるんですよね～
ラストアイドルの中村守里さんも、なかなか魅力ありました… 彼女は、女優さんの道に進みそうです… あ、実は、さっき知ったばかりなんだけど、彼女はラストアイドルからの卒業を発表していたんですね？ この１２月末で活動は終了のようです。 今後は、女優さん一本になるんでしょうね？
主役は、小野莉奈さん。ちょっとクールで目立たない役ですが、彼女の一言一言はなんだかツボにはまります… もう一人の西本まりんさんは、TVドラマやコマーシャルでどんどんがんばっているみたいです。とにかく、若い女優さんたちの初々しい（瑞々しい？）演技は、見応え十分です！ ちょっと地味目な彼女たち（失礼）、応援したくなります…
ぴあ映画生活の作品解説より
全国高校演劇大会で、最優秀賞である文部科学大臣賞を受賞し、現在も全国で上演されている舞台劇を映画化。甲子園球場のアルプススタンドの一角を舞台に、高校野球の応援に来ていた高校生たちの青春群像を描く。『恋の豚』などの城定秀夫が監督を務め、ワンシチュエーションの会話劇を軽快に演出。小野莉奈、平井亜門ら注目の若手キャストが揃う。
同じような脚本で、ワンシチュエーションで、たぶん舞台版には舞台版の魅力が、実写映画版にも、それなりの魅力があるんだと思います… 個人的には、映画化されたものが、それなりに面白かったのが、なんか嬉しかったです… とにかく、どんどん応援に熱が入っていくのが、たまらなく面白いです！ 最後は、一緒にボロ泣きしちゃいますよね～
ただ、あとで知ったのですが、甲子園球場での撮影許可がおりなくて、甲子園の一回戦なのか、地方大会の一回戦なのか、わかりにくい感じになっていたのは、ちょっと残念だったかな… ちなみに、撮影は平塚球場だったみたいですね… 全然、アルプススタンドじゃないですよね？（笑）