実写版より感情移入しちゃったかも… アニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

妻夫木聡さんと池脇千鶴さんが主役の映画「ジョゼと虎と魚たち」は、2003年の映画のようです! 池脇千鶴さんが大好きなので、今回アニメ版映画が公開されることを知った時も、正直あまり興味はなかったのです… 池脇千鶴さんの可愛らしさ以上のものは、絶対にないと思っていたので…

 

実は今日も、自分の中では別の映画を見ようと考えてました… 朝になって急に、ウチの奥さんが、「わたし、田辺聖子好きなんだよね~ 今、公開されてる『ジョゼと虎と魚たち』って面白い?」なんて聞くので、映画化もされてる作品で、ジョゼ虎のファンはいっぱいいるよ~って話をしたら、急遽、こちらの映画を見に行くことになりました… ま、大好きな作品なので、文句は全然なかったのですが、正直、不安はいっぱい感じてました… 実写版のあとに、アニメ版を見るというパターンは、あまりないことですからね~(最近、ちょっと多くなってる感じはしますけど)

 

 

見終えて一言… これ、ものすごくよかったです!

お隣の女子高生みたいな女の子と、競い合うくらいにボロ泣きしてきちゃいました… 二人で同じタイミングで、涙拭いてました…(笑)

 

実写版の方は、どうしても池脇千鶴さんばかりに目が行ってしまって、特にベッドシーンなんかもあったりしたので、そちらの印象が強くなってしまって、若干、迷子になってしまった部分もあったんだけど、アニメ版は、二人の恋もストレートな感じだったし、ライバルの存在も大きかったし、夢を追いかけることの大事さとか大変さとかにも感情移入しちゃったし、すごく響いちゃいました…

 

ジョゼがまた、可愛いんですよね~ 池脇さんのような気の強いわがままも魅力的だったんだけど、アニメのキャラも、なんか良かったです! 清原果耶さんの声も、ベリーグッでしたし… この映画の魅力は、ジョゼが少しずつ変わってくるところですからね~

 

一人では絶対に生きていけないだろうという、障害をもつことの重さも、もちろん考えさせられたし、彼女のことを深く知ってしまった恒夫の立場も、十分理解できちゃったし… 自分の夢と、恋なのか、友情なのか、ちょっと微妙な二人の関係も含めて、とにかく感情が揺り動かされちゃいました… それに、事故まで絡められちゃったら、もう泣くしかないでしょう…(笑)

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

実写映画化もされた田辺聖子による小説『ジョゼと虎と魚たち』を劇場アニメ化。夢に向かって真っ直ぐな青年と、車椅子で生活する女性が、お互いを知ることで前に進んでいく様を描き出す。『ノラガミ』シリーズのタムラコータローがアニメ映画を初監督し、『僕のヒーローアカデミア』などを手がけるボンズがアニメーション制作を担当している。

 

 

絵の雰囲気も、声優さんの声の雰囲気としても、すごく好きな作品だったと思います… ストーリーとしても、どちらが原作に近いのか、読んだことないのでわからないのですが、実写版とは全然違う世界観がありましたよね~ 基本的には似てはいるんだけど、まったく別物のような感じ… アニメ版のストーリーの方が、単純で分かりやすかったような気がします… それでいて、心にストレートに響く何かがありました… どちらがよかったなんて、簡単には言えないのですが、アニメ版もいい映画になってたということは、言えると思います! アニメ版も、絶対オススメですね~