昨日、映画「青くて痛くて脆い」を見てきました… 想像していた恋愛映画ではなく、復習モノ？ サスペンス？なのかな？ いまだかつて見たことのないような雰囲気の映画で、なかなか楽しんでみることができました… 事前の番宣で、主演の吉沢亮さんが、見る人すべてが自分のことを嫌いになると思う…というような話をしてましたが、なんとなく納得できる部分もありましたが、そこまで酷いとは思えなかったかな？ 男と女ってなかなか難しいな、とは思って帰ってきましたけどね～
高校生の恋愛モノ、青春映画は、よく見ることがありますが、大学生の恋愛（ま、今回は青春サスペンスというジャンルらしいが…）は、意外に少ないような気がします…（そうでもないか？） 個人的には、映画の雰囲気が、宮崎あおいさんが主演した昔の映画「ただ君を愛してる」みたいな映像の雰囲気がにていて、杉咲花さんが宮崎あおいさんに見えてきちゃいました… そうすると、吉沢亮さんが玉木宏さんってことになるかな？（あのおとなしい雰囲気も、なんだか似ている気がします）
二人で立ち上げたサークルが、どんどん変な方向に向かって行ってしまったことに復習するという趣旨の映画でしたが、まさかの方向に進んで行ってしまうので、ここいらへんは見てのお楽しみという感じですかね？ 杉咲花さんが好きか嫌いかで、好き嫌いが分かれる作品になってしまうのではないかという懸念もありますね… 普通の恋愛映画として見始めちゃうと、かなり痛い目に遭うかもしれません…
終わってみれば、まさに「青いよな～ 痛いよな～ 脆いよな～」って気持ちになってしまう作品だったと思います… そういう意味では、吉沢亮さんを嫌いになっても仕方ない映画なのかもしれません… わたしは、個人的には共感できる部分が多い作品だったかなと思っています。
若手の女優さんが大好きなわたしの鑑賞ポイントとしては、一番注目していたのが森七菜さんでしたが、今回はちょっと可愛らしい役とは違っていたかもしれませんね… ちょっと尖ってた感じかな？ いろんな映画で主役級の役が続いている松本穂香さんは、かなり可愛かったけど、曲者だったかな？ ちょっと大事な役だったかもしれません…
ぴあ映画生活の作品解説より
デビュー作『君の膵臓をたべたい』が大ベストセラーとなり、“キミスイブーム“を巻き起こした作家、住野よるの原作を映画化した青春ドラマ。大切な仲間と居場所を失った青年の復讐劇が展開する。主演は、『キングダム』で第43回日本アカデミー賞の優秀助演男優賞を受賞した吉沢亮。ヒロイン役を、『湯を沸かすほどの熱い愛』の杉咲花が務める。
高校時代とは、まったく違う大人になるための恋愛って感じがするのが、大学生の恋ですよね～ とっても自由で、そこがある意味自己責任なんだろうけど、将来のことも考えたりするから、なかなか難しいんですよね～
今まで、ずっと子どもっぽく見えていた杉咲花さんが、急に大人に見えた作品だったかもしれません… 彼女の演技には、かなり引き込まれちゃうかもしれませんが、彼女のまっすぐさは、ちょっと怖さもありましたね～ ま、それにしても、いまだかつて見たことないような雰囲気の映画、個人的にはなかなか楽しめる作品だったと思います！