園児53人の命を守った日本初の疎開保育園 映画「あの日のオルガン」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

今日見た映画の方が、こどもの日にふさわしい映画だったかもしれない… ま、でも、あまりにも切ない話、見ているだけでツラくなっちゃう映画だったので、ふさわしいとは言えなかったかもしれないですけど… 太平洋戦争末期の大変な時代のお話です… 映画「あの日のオルガン」、実話をもとに作られた映画のようです… 日本初の「疎開保育園」のお話らしいですよ!

 

主役の主任保母さんが戸田恵梨香さん。もう一人の主演が大原櫻子さん。そして、1000人を超えるオーディションで保母役に選ばれたのは、佐久間由衣、三浦透子、堀田真由、福地桃子、白石糸、奥村佳恵という若手女優さんたちです!(次世代を担うメンバー?プチブレーク中の女優さんたちとでも言えばいいかな?) そして、ある意味一番の主役だったたくさんの子どもたち、みんな可愛かったデスよ~

 

 

「疎開保育園」については、正直、その存在についてはまったく知らなかったです… 園児たちを空襲から守るために、親元から遠く離れたところで保母さんたちが園児を預かるというシステムですね~ 日本ではそのような例がまったくなかったので、はじめは親の反対も大きかったようですが、一生懸命説得して始まったみたいですね~

 

3歳から6歳という子どもたちが、親から離れて集団生活をするというのは、本当に大変なことだったみたいですね~(一番大変だったのは「おねしょ」だったでしょうか? 様子を見にきた親との別れも一苦労ですよね…) ほぼ全員20代の若い保母さんたちが、親の代わりをすることも、かなり無理があったのではないかと想像できます…

 

とにかく厳しい、怒ってばかりの主任保母さんを演じる戸田恵梨香さん。さすがの一言だったかな?(一人だけ別格の存在感だったかも…) 彼女の葛藤も、なんだか理解できて、見ている我々も一緒に悩んだり喜んだり、そんな感じで映画を見ちゃいました…

 

個人的に、かなり好みのタイプと言ってもいいと思う大原櫻子さんは、最高に可愛かったです! 彼女の当て書きと言ってもいいくらいの「らしい役」だったと思います… あまりにも天真爛漫で、その子どもっぽさ、この作品に癒やしを与えていたと思います… 見ていて笑顔になれますよね~ みっちゃん先生のオルガン、良かったですね~ 歌も最高でした!

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

太平洋戦争末期に、東京の保母たちが園児たちと集団で疎開して大空襲の戦火を逃れた“疎開保育園“の実話を映画化した人間ドラマ。幾多の困難をたくましく前向きに乗り越え、ユーモアを忘れず突き進んだ知られざるヒロインたちの実話を描き出す。保母たちのリーダーを戸田恵梨香が、音楽好きで天真爛漫な保母をミュージシャンの大原櫻子が熱演。

 

 

佐久間由衣さんや堀田真由さんなど、脇を固めるメンバーも、すごくいい雰囲気で子どもたちと接してましたし、保母さん同士のチームワークもよく見えましたよね~

 

監督の平松恵美子さんは、山田洋次監督といっしょに映画を作ってきた人なんだそうです… 山田組の良さを踏襲しての映画作りなんだと思います… 途中から、涙ボロボロになってしまいました… 久々に泣けちゃう映画を見たな~って感じ… なかなか素敵な作品だったと思います!