長渕剛さんの主演映画は２０年ぶりなんですってね？ 正直、なんで今さら？という気持ちもありました… その昔は、けんかキックとかね～ テレビドラマとか、よく見ていました… ギター一本だった頃には、ライブにも行ったことあったんですけどね～ 「素顔」とか「巡恋歌」なんかを歌っていた頃は、大好きでした…
ということで、映画「太陽の家」でございます！ 正直、長渕剛さんの映画には、まったく興味はなかったし、だいたい物語の予想は付くな～と思ってました… これもある意味、一ヶ月フリーパスポートのおかげですかね～ ま、予想以上に、昭和臭がする（笑）、ここまでやっちゃうの？的な映画でしたね～
今回長渕さんが挑んだテーマは、「優しさ」なんだそうです… ご自身がこだわっている「大切な人」「家族への愛」が描かれた映画です… 正直に言って、あまり感情移入できない映画だったかな？ ここまでやることに、あまり意味が見いだせなかった… 大工の棟梁による人情話ですから、ある程度わかりやすい映画になるかと思っていたんだけど、想像の遙か上を行っていたかも…
この映画に賛同したんだろうな？ 長渕さんに一生懸命協力したんだろうなと思われるキャストたち、みんな素敵な人たちでした… ちょっとヤンキーが入ってる飯島直子さんとか、デビュー当時を彷彿させる可愛らしさ感を出していた広末涼子さんとか、周りを固める女優さんは、みんな素敵でしたよ！ 娘さん役の山口まゆさんなんて、凄く良かったと思いますね～
ある事情により、かなりの訳あり家族… 本物の家族とは言えない感じかな？ どうしてこういう家族ができたもんかねえ？ ま、みんな長渕さんが演じる棟梁のせいなんだろうけど… 見ている我々も、素直に感動する力があればいいんだけど、あまりにもな～ いろいろやり出しちゃって、引っ込みがつかなくなったというのが、正直なところ何じゃないかなあ？
映画のストーリーには全くといって意味がない、長渕さんの筋肉披露シーンや、そのトレーニングシーン？ あれが必要な理由も、若干わかりませんが… 長渕さんファンには、堪らないものがあるんでしょうね～ この映画の中で、自分を鍛えてるシーンを見せられて、我々はどうしたらいいんでしょう？（笑）
ぴあ映画生活の作品解説より
日本を代表するシンガーソングライター長渕剛が、『英二』以来20年ぶりに主演としてスクリーンに登場するヒューマンドラマ。職人気質で人情に厚く、確かな腕を持つ大工の棟梁に扮して、“愛と信念“というテーマを人間味豊かに体現する。TV版『相棒』シリーズなどで注目される権野元がメガホンを取り、熱い物語をドラマチックに演出する。
かなり、文句を言ってしまった気がしますが… 結局、最後にはウルウルしちゃっているんだから、しょうがないですよね～ 瑛太くんや、山口まゆさんの気持ちには、感情移入できますからね～ ま、この家は飯島直子さんでもっているのかな？
昭和の香がするような人情話、意外に好きなんですよ… フリーパスのおかげで、しかも、この映画は見たいと言っていたうちの奥さんのおかげで、なんとか見る機会は得られました… 若干、ここまでしちゃうの？という気持ちは強くもってしまいましたが、楽しく見られた映画でしたね！