偶然、この映画の予告編を見て、結末が気になってしまったため、ずっとレンタルリクエストをしていたのですが、ようやく、DMM.comさんより届きました… 砂漠の中で地雷を踏んでしまい、一人取り残されてしまった兵士の運命はどうなるの？ 映画「ALONE アローン」を、ようやく見ることができました…
とにかく、絶望感・緊張感が半端なかったですね～ 地雷を踏んだままの５２時間… ま、普通であれば、地雷を踏んだまま５２時間も立っていることなんて、できるはずはないと思っちゃいますけどね…
主演は、この映画の製作総指揮も兼ねているアーミー・ハマーです！ 数々の作品で、主演クラスで出ている俳優さんですね～ 実は、この作品の主人公が彼だったことは全く知りませんでした… 少しおふざけしている、明るい俳優さんのイメージが強かったので、今回みたいなとことん追い込まれちゃう役、彼がやっているという想像ができなかったんですよね～
作品の雰囲気としては、ダニー・ボイル監督の「１２５時間」とちょっと似ているかな？と思いながら見てました… ま、あんなお調子者の最悪の運命とは、全然違いますけどね… 過失と言うよりは、あまりにも運が悪かったって感じかな？ 戦地でもある砂漠の中を歩き回ること自体、普通ではない経験ですからね～
映画のポスターに書かれている「一歩踏み出す」の意味、はじめは全然わからなかったですね～ 立ち止まらずに、自分から一歩前に歩き出して、足を一本失ってもいいから、そのあと元気に生きなさいってことかと想像してたんだけど、そういう意味ではなかったですね… 「１２５時間」の衝撃のラストに比べると、「え？どういうこと？何それ？」的な終わり方ではありましたが、感動もありましたね～
見ている人、この緊張感に耐えられますかね？ あまりにも長い時間立ち続けちゃうので、どれが本物なのか、妄想なのか、よくわからなくなりますよね～ 砂漠に何日も立ち続けるだなんて、そんな状況は考えられないですね… ある程度、過酷な状況は想像できます… 暑さとか寒さとか、危険な動物とか、砂嵐とか、眠気とか… まさに、なんでもありの展開でしたけどね～
ぴあ映画生活の作品解説より
『君の名前で僕を呼んで』のアーミー・ハマーが主演を務めるアクションスリラー。テロリスト暗殺の任務を果たせず逃走する中、不運にも地雷を踏み、砂漠にひとり取り残されてしまった兵士に襲いかかる孤独な戦いを描く。『YES／NO イエス・ノー』の脚本家、ファビオ・ガリオーネとファビオ・レジナーロが本作で長編監督デビューを果たす。
個人的には、かなり大好きな映画・評価の高い映画だったんだけど、世の中の評価はあまり高くないみたいです… あまり、オススメはしにくいってことですね… 意外に面白かったんだけどな～
しかし、よくもまあ～、こんな物語を考えますよね？ そこに一番、感心しちゃいます… 足を一本失うパターンかと思っていたんだけど、ま、そんな終わり方もあるのかって感じです… 一歩踏み出す勇気、そんなこと言われても、一歩踏み出す勇気はでないですよね… 思い切ることが大事だというラスト、どのくらいの人が理解でき、共感できたんでしょう？ 意外に評価が低かったのは、そういう現実をどのように迎えた？ってことなのかな？