この夏の、一番の注目作品になるかなと考えていた映画「アルキメデスの大戦」を、ようやく見に行くことができました… 戦艦大和と数学、そして菅田将暉くんが、どんなふうに絡んでくるのか、凄く楽しみだったんですよね～ そして、この映画のヒロインは、とっても可愛らしい女優・浜辺美波さんですから、これは見逃すわけにはいかないでしょう…
今年公開の戦争関連映画、「空母いぶき」もなかなか面白いテーマ（戦争をしないための戦争？）だったけど、数式で戦争に参加（？）する今回の映画も、なかなか面白い視点で、かなり楽しむことができました… 天才数学者役を演ずる菅田将暉くんは、なかなか良かったですね～ かなり、緊張感のある映画だったと思います…
ただ、菅田将暉くんや浜辺美波ちゃんなど、主役級の俳優さん・女優さんを、軽く超えてしまう存在感のある俳優さん一人に、みんなもってかれてしまった… 陰の主役とも言われているのが、田中泯さんです！
田中泯さんの話をしてしまうと、みんながギャフンと言ってしまって、話が終わっちゃう感じなので、そちらの方はいったん忘れて、映画のことを語るとします…
原作マンガ、たぶん面白いんでしょうね～ 戦艦大和は、建造すべきなのか、お金の無駄遣いになるのか… 今まで考えたこともなかった、興味深いテーマでしたね～ どうしても戦争に勝つためには、戦いの象徴になるべき戦艦が必要だという建造すべき派と、時代は飛行機、そのための空母が必要だという、大和建造反対派との話し合いは、完全に平行線… 予算の見積もりの不正を証明するため、天才数学者の計算が必要だという物語でした… これは面白かったですよ～
時間との闘いが、かなりの緊張感… ドキドキしましたね～ 邪魔する人あれば、思わぬ協力者がでてきたり… 浜辺美波さんは、そんな協力者の一人という形になるのかな？ あまりにもお嬢様の役で、今回は惚れちゃうだろ～という可愛らしさがなかったのが、ちょっと残念な感じはしました… ま、でも、いいんです今回は… 最後に全部、田中泯さんがもっていってしまいますから…（笑）
いやあ～、あの考え方にはビックリ… もう、今までの激しい展開は、いったいなんだったの？というくらいの衝撃がありました… ま、これは見てのお楽しみってことで…
ぴあ映画生活の作品解説より
『永遠の0』『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の山崎貴監督が、三田紀房の同名漫画を映画化した歴史エンタテインメント。第2次世界大戦時を舞台に、巨大戦艦“大和“の建造阻止に挑んだ若き天才数学者の姿を描く。主演を菅田将暉が演じるほか、柄本佑、浜辺美波、笑福亭鶴瓶、小日向文世、國村隼、橋爪功、舘ひろしなどが出演する。
今回の映画も、山崎貴監督の描く「VFX」が、一番の主役だったのかもしれません… 子供の頃から、戦艦大和や零戦が大好きだったという話を聞くことができましたが、一番は、監督自身の夢を叶えている映画だったのかもしれませんよね～