韓国の至宝シム・ウンギョン、日本に一石を投ずる… 映画「新聞記者」 | すがちゅあ~んのブログ

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どうしても見たい映画があったので、お隣の山形県天童市まで行ってきました… まさか、あのシム・ウンギョンが、日本の映画に出演するというので、かなり興味があったんですよね~ っていうか、絶対見逃せないと思って、遠征を決断しました… ということで、巷で話題の映画「新聞記者」でございます!

 

内容もとにかく話題になっているようですが、なんと言っても、韓国の至宝シム・ウンギョンと、こちらも日本映画には欠かせない存在になっている松坂桃李のW主演が大きな話題になっている映画です…

 

 

あのシム・ウンギョンが、ほぼ日本語の台詞を話すというのは、どうなんだろ?と、正直見る前は不安も感じてました… 個人的には、普通に韓国の言葉を話す役でいいんじゃないかと思っていたのですが…

 

ま、これにはかなりビックリしました… あれだけしっかり日本語話すとはね~ 日本語であれだけ感情を込めて台詞を話されたら、日本の女優さんの出番がなくなっちゃいます…(笑) 正直、どうしてあの役を韓国の女優さんが?とも思っちゃうんだけど、あの役をシム・ウンギョンがやってるというだけで、なんだか感動しちゃうのも、この映画の凄いところなのかもしれません…

 

ほとんどが、W主演の二人が中心に描かれているので、松坂桃李さんも日本の代表として、あの微妙な役どころを、かなり上手に演じられてるなとも思いました… 可愛らしい奥さん(本田翼さん、ものすごく可愛らしかったです)と、自分の仕事内容とのバランスが、あまりにも微妙というか、大変そうでした… 精神的には、かなり追い込まれちゃいますよね… ラストが、かなり思わせぶりな終わりになっちゃうので、この映画の後の彼が若干心配になります…

 

個人的には、西田尚美さんと田中哲司さんに助演賞をあげたいくらい、ものすごい存在感を感じました… この映画の中では、かなり重要な、意味がある役だったかもしれません…(ま、この二人は、毎回いい味出していると思いますけどね)

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

東京新聞記者の望月衣塑子によるベストセラーを原案としたサスペンス。ひとりの新聞記者の目線を通して、新聞社や内閣特別調査室など緊張感あるシーンをリアルに映しながら、報道メディアが権力にどう対峙するかを描写する。監督は『デイアンドナイト』の藤井道人。シム・ウンギョン、松坂桃李がW主演を務め、本田翼、田中哲司が脇を固める。

 

 

新聞記者の世界も、凄い世界だと思いますが、あまり知る機会がない内閣府の世界、内調ですか? 自分の知らない世界、見えない世界が描かれているのは、興味深かったですね… 少し重すぎるというか、自分には理解できない世界もありましたが、いわゆる社会派ドラマ、最後まで興味深く、真剣に見ちゃいました…(引き込まれちゃうんですよね~)

 

ま、でも、結局は、シム・ウンギョンがこの映画に参加してくれたこと、それが一番大きいことだとは思うんですけどね… なんか、日本の報道社会や、日本の芸能界にまで、一石を投じるというか、問題提起をしに来た感じもあって、本当に凄い女優さんだなと思いました…