誰もが知っている怪物「フランケンシュタイン」、マンガで見る彼は、ちょっとだけ可愛らしい雰囲気もあるんだけど、原作小説で描かれる彼は、結構、気持ち悪いというか、生々しいというか、やはり「怪物」というイメージが強いらしい…
そんな名作・恐怖小説を書いたのは、なんと18歳の美少女だったという事実にビックリ… あの「フランケンシュタイン」の生みの親、メアリー・シェリーの伝記的映画と言うことになるのかな? 映画「メアリーの総て」でブログ更新です… メアリー・シェリー役は、まさに美少女、エル・ファニングでございます!
19世紀のイギリスでの物語なんですってね… 名作「フランケンシュタイン」が生まれてから、なんと200年なんだそうです… 歴史あるんですね~
実はこの映画、前半は普通の恋愛映画みたいな感じで、しばらく「フランケンシュタイン」の存在はまったく忘れてました… っていうかメアリー・シェリー、いろいろありすぎです…(笑) 「フランケンシュタイン」抜きで、かなり楽しめる伝記映画になってると思います…(楽しめるは失礼か)
継母との折り合いのつかない生活、妻子ある男性との駆け落ち、娘の死… 不幸って続くんですよね… いろいろあっての「フランケンシュタイン」… ほぼ映画が終わるって頃の「誕生」? ま、映画の中心はメアリー・シェリー、結局はエル・ファニングですからね~ あの可愛らしいエル・ファニングが、ものすごい役作りで話題になってます…
ぴあ映画生活の作品解説より
『フランケンシュタイン』などの傑作小説を発表したイギリスを代表する女流作家、メアリー・シェリーを描く伝記ドラマ。『少女は自転車にのって』で鮮烈なデビューを果たしたサウジアラビアの女性監督、ハイファ・アル=マンスールが、メアリーの波乱万丈の人生を描き出す。主演は、『マレフィセント』『ネオン・デーモン』のエル・ファニング。
女流作家の物語を、サウジアラビアの女性監督が描く、まさに女性の映画… 個人的には、小説も映画も、女性が描く方が好きなんですよね… 繊細だったり、ある意味大胆だったり… 女性ならではの表現、女性監督だからこそ女優さんにこんなことやらせることができるなど、あるんですよね~
いまだかつて知ることができなかった事実を知るっていう喜びもある、そんな映画でした… ま、でも、結局エル・ファニングだけ見てた気がしますけどね…