まさに英国版大奥?ドロドロ三角関係の行方は? 映画「女王陛下のお気に入り」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

昨日の「フォルトゥナの瞳」に続いて、こちらも、先週公開が始まった注目の作品です… アカデミー賞最多ノミネート作品ということで、かなり期待していた作品です… お気に入りの女優さんの一人、エマ・ストーンも出てますしね~ と言うことで、映画「女王陛下のお気に入り」でございます…

 

正直なところ、こんな作品だとは思ってもいませんでした… う~ん、あまりにも理解しがたい世界? 宮廷が舞台の作品には、あまりよい思いをしたことがなく、今回も若干、不安に思っていた部分はあったのですが、それ以上に不思議な世界が広がっていた、そんな感じです… 高評価なのも、よくわかるような、でも、自分には全く合わない? そんな作品だったかなあ?

 

 

いよいよ1週間後に迫っている「アカデミー賞」の表彰式ですが、作品賞・監督賞とともに、主演女優賞にオリヴィア・コールマン、そして、助演女優賞には、レイチェル・ワイズとエマ・ストーンの二人、本作の主役関係にある3人が、すべてノミネートされているという恐るべき作品です…

 

まずは、アン女王。虚弱体質で、痛風などかなりの病気持ち。わがままで寂しがり屋。女王に君臨はしているが、能力に関してはダメダメです…(笑) そのダメダメな王女を見事に演じているのは、オリヴィア・コールマンです… 「思秋期」とか、いろんな作品で見ているはずなんだけど、イマイチよく覚えてない…(プロフィールで45歳と言うことを知りビックリ… この作品見てると、かなり高齢に思える…)

 

レイチェル・ワイズが演ずるのは、レディ・サラ。実質、素晴らしい知性と激しい気性で、権力を握っている、国家を動かしているのは彼女ですね~ そしてもう一人、エマ・ストーンが演ずるのは、元は上流階級だったが、父親が賭けに負けて没落しちゃったんですよね~ ただ、冷静で賢く、人を魅了する才能を持っているため、召使いから侍女、女官への成り上がっていくんです…

 

3人のドロドロした関係は、かなり恐ろしく汚い感じがします… 信頼を勝ち取るために騙す、裏切る、結構なんでもありです… 女性陣のバトルは、見応えたっぷりだと思いますが、なんと言っても、この映画をとことん不思議なモノにしちゃってるのは男性陣? なんか、男たちがあまりにもバカっぽくて、なんか情けない…(ただ遊んじゃってる感じ?) ま、ここらへんは、見てのお楽しみということで…

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

『籠の中の乙女』『聖なる鹿殺し…』などを手がけた鬼才ヨルゴス・ランティモス監督による人間ドラマ。美しい宮廷を舞台に、国を揺るがすどころか歴史さえ変えた3人の女たちの複雑な人間関係と駆け引きを描きだす。オリビア・コールマンが主演を務めるほか、『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーン、『光をくれた人』のレイチェル・ワイズが出演。

 

 

アカデミー賞の本命は、誰なんだろ? ちょっと独特なオリヴィア・コールマンが受賞するのか? マジメで気が強いレイチェル・ワイズなのか、可愛らしいんだけど実は悪女? エマ・ストーンなのか?

 

3人の女性の見応えたっぷりのバトルを見るか、男性陣の情けない姿を見るか、どこをみるかで、かなり評価が分かれちゃうような作品かもしれません… わたしは、ちょっと期待外れの作品だったけど、怖い物見たさで、いかがですか? この手の作品が好きな人には、面白い作品だと思います…