この映画は、かなりの豪華キャストだし、どこか「3丁目の夕日」のような雰囲気を感じるところがあり、かなり楽しみにしていた映画だったのに、劇場鑑賞ができないまま、上映が終わってしまった作品でした… 映画「焼肉ドラゴン」、本当に楽しみにしていた映画、ようやくのDVDでの鑑賞になります…
もう、昨年の映画になってますので、本音を言っても大丈夫かな? 正直な話、大きく期待を外してしまった映画でした… あまりにも見てるのがツラい映画でした… ここまで酷いとは思ってなかった…
なんか、大声出してケンカして、お酒飲んで酔っ払って、そんなシーンの連続… それにプラスして、イジメであったり、自殺であったり… この時代に韓国籍の人たちが日本で生きていくというのは大変ということを表現したかったのか… てっきり、「3丁目の夕日」のように、昭和っていい時代だったな? なんか懐かしいな…っていう映画かと思ってたんだけど、厳しさばかりが目立ちましたね~
キム・サンホなど韓国の俳優さんたちの演技は本当に素晴らしく、最後の涙ではこちらも感動させられましたが、豪華キャストと言われている日本人の方々、なんかみんな酷かった… 大泉洋にハズレなしも、今回だけはダメでした… 楽しみにしていた井上真央さんも、この作品だけはいいところなしです… 真木よう子さんはちょっとよかったけど… 桜庭ななみさんは、ちょっといつもと違ってたな…
大阪万博が開催されていた頃の時代、もっと前向きな作品だったらよかったのにな~(去年、大阪での万博が決まった、大事な年にこの映画かよ~って感じでしたが…) あまりにもツラすぎることばかりで、大阪万博どころじゃ無いだろ?って思っちゃいました…(なんか、日本人俳優さんたちの無神経さに驚いちゃいました…) あまりにも救いがないドラマで、残念な気持ちになってしまった… 終わり方は悪くなかったと思うんだけど…
ぴあ映画生活の作品解説より
『愛を乞うひと』『血と骨』などの脚本家・鄭義信が作・演出を務め、幾度も再演された人気舞台を自らメガホンを取り映画化。高度経済成長期真っ只中で、万国博覧会が催された1970年代を舞台に、関西の地方都市の一角で小さな焼肉店を営む一家の力強い生き様を描く。真木よう子、井上真央、大泉洋、桜庭ななみら豪華キャスト陣が名を連ねる。
大人気の舞台作品の映画化らしいんだけど、もっともっと明るい作品を期待していたんだけど、最後の最後まで重苦しい展開の映画でした…
ガマンにガマンを重ねたキム・サンホさんの涙には泣かされましたね~ 新しい旅立ち、前向きな終わり方という意味では、最後には良い作品として終わった気もしますが、個人的には井上真央さんの役が、もう少しどうにかなって欲しかった、そんな映画でした…