誰かの後悔は、誰かの希望になる… 映画「栞」 理学療法士って、大変な仕事ですね… | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

久しぶりのブログ更新になります… 土曜日まで、ちょっと大きな仕事が続いていたことと、体調不良で鼻水が出っぱなしだったもので、パソコンを開くこともできませんでした…

 

大きな仕事が終わって、ようやくのんびりした気持ちで、映画館に行くことができました… あすは、振替休業日での平日お休みなので、TOHOシネマズに入り浸る予定…(もうすぐ1ヶ月フリーパスですし) 今日は、お気に入りの映画館「ルミエール秋田」での鑑賞になります…

 

一本目に見た映画「ブレス しあわせの呼吸」という映画も、かなりよかったのですが、まずは2本目に見た映画「栞」からまとめちゃいたいと思います… 元理学療法士という、かなり珍しい経歴の持ち主でもある榊原有佑監督が、三浦貴大くん演ずる青年理学療法士を主人公にした映画なんです! まさに、医学現場の厳しさ・辛さが描かれた映画になっています… これ見たら、理学療法士を目指す学生、みんな辞めちゃうんじゃないかとも思える厳しい現実でしたね~

 

あ、余談になりますが、この映画、全国たった13館での上映らしいです… なぜにルミエール秋田が選ばれた? 普通であれば、簡単に見られないはずの映画が見られる? これだけでも、個人的には十分満足できることでもあります…

 

 

三浦家のおぼっちゃま三浦貴大くん、かなりいい役者に成長してますよね? 今回の役も、スゴくよかった… 全体的に、優しいけどちょっと暗い感じが出てます…(本人は、そういう性格なのかどうかはわかりませんが…) かなり人当たりが良い、よくできた青年って感じで、本当に好感が持てるんだけど、父親との確執があって、家を出てから何年もたってるあたり、少し問題も抱えている青年なのかもしれません…

 

患者さんやその家族からも、信頼されている先生だと思いますが、本人に突きつけられた現実は甘くなかったです… 絶対に治らない、絶対に治せない病気と闘う日々、これは本当に厳しいものでした… 担当している患者との別れ、悲しいですよね~ 理学療法士、あまりにも無力過ぎるんですよね…

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

元理学療法士という異色の経歴を持つ榊原有佑監督が、自身の体験を基に医療現場の厳しさをリアルに描いてみせたヒューマンドラマ。さまざまな患者と日々向き合うことになった理学療法士の青年が、理想と現実の狭間で葛藤しながらも成長していく姿を描きだす。主演をドラマや映画など出演作が相次ぐ三浦貴大が、ヒロインを新人・白石聖が演じた。

 

 

特筆すべきは、これが映画デビューになるのかな? 白石聖という女優さん… 三浦貴大くんの妹さんの役でしたが、その演技にはかなり惹かれるモノがありました… ちょっと気が強そうだけど、可愛らしかったです…

 

そしてもう一人、台湾で映画・ドラマ出演、歌手としても活躍しているらしい池端レイナという女優さんも、ちょっと可愛かったです… 逆輸入女優さんにも、注目ですね~

 

秋田ロケで話題の映画「デイアンドナイト」でも主演の阿部進之介さん、今回もほぼ主役級の出演でした… 彼のリハビリの頑張りが、三浦くんを励ましたり、勇気づけたりしていたんだけど…

 

全国13館での上映ですから、あまりたくさんの人が見ることはできない映画かもしれません… かなり、見る覚悟もいる映画ではありますが、もっともっと上映館が広がっていくことを期待してます…(あ、ちなみに、秋田での入場者数、たったの6名でした… なかなか厳しい現実です…)