時代劇が好きな年代なのかなあ？（ん？そういう年齢になったということかな？） ただ愛のために、仇討ちを果たす、復讐する… 悪代官とか、悪いやつはとことん憎たらしい… 時代劇って、その時代背景もあるからかなあ？ なんか切なくて、なんか儚くて、なんか好きなんですよね～
監督よりも監督みたいな名キャメラマンとして有名だった木村大作さん、最近は、撮影＆監督業にも取り組んでいますよね～ 映像の美しさには、かなりこだわってますよね～ バックに美しい山が映ってるのが、なんか印象的な感じがしますが… そして、今回のコンビは、岡田准一さんですね～ 奥様は、わたくしの大好きな宮崎あおいさんです！（くやし～い） という素晴らしいコンビが結成されただけでも、十分見たくなりますよね～ と言うことで、映画「散り椿」でございます！
とにかく、映像の美しさと、殺陣のかっこよさだけで、十分見応えのある映画だったと思います！ オールロケにこだわったということで、美しい風景の連続です！ そして、こちらもこだわりが激しい岡田准一さんの殺陣のシーン、最高の一言です！（まさに、お侍さんでした！）
結構リアルな映像にこだわる木村大作監督のことだから、あの雪は本物だったの？と、ウチの奥さんが気になってました…（なんか、頭に積もっても溶けなかったって言ってる…） それに、血の量がハンパなくって、あれはどうなの？って言ってましたが…（笑） 結構、ものすごい血の量でしたよね… ま、でも、美しい景色がいっぱいだったので、わたしは満足してるんだけど…
ま、それだけ語れば十分な映画かもしれませんが、ストーリーも、まさに、「これぞ日本の映画、これぞ時代劇」って感じで、最高に楽しめました… 特に、西島英俊さんとのあれこれは、よかったですよね～ あの「散り椿」前でのシーン、予告編から何度も見てたので、「おっ！やっと、このシーン来た～」ってなりましたね～ 普段はどちらも主役、どちらもいい人役なのに、二人が対決するの？と心配してましたが、ま、見れば納得のシーンでございましたね～
麻生久美子＆黒木華の美人姉妹が、ホントよかったですよね～（あ、ちなみに、今、テレビに黒木華さんが出てる～ 可愛いよね～） 西郷どん見てるみたいだった… 麻生久美子さんのちょっと強い雰囲気と、黒木華さんのちょっと儚げな感じ、最高だったな～ あ、それから、ちょい役だったけど、芳根京子さんは、「累～かさね～」と比べちゃうと、びっくりするくらい少女みたいだったなあ～（幼く見えた…）
ぴあ映画生活の作品解説より
名キャメラマンであり、映画監督としても日本アカデミー賞最優秀監督賞に輝いた木村大作による本格時代劇。黒澤明作品で苦楽をともにしてきた小泉堯史が脚本を手掛け、妻の最期の願いを叶えるべく藩の不正や権力に立ち向かうひとりの武士の姿を描く。『永遠の0』『関ヶ原』の岡田准一が主演を務め、『劇場版 MOZU』の西島秀俊が共演する。
あまり俳優さんのことを語ることはしないんだけど… 奥田瑛二さん、新井浩文さんの悪そうな顔、印象に残りましたね～（時代劇には絶対必要な人材ですね～） 池松壮亮くんは、いい弟さんでした… 緒形直人さんに、もうちょっと活躍して欲しかったな…
時代劇、なかなか見る機会は減ってきたと思いますが、やっぱ日本人としては、この手の映画を見る機会、もっともっと大事にしていかなきゃいけないなと思いました…