心の修理? 人間も修理が必要です! 映画「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」 | すがちゅあ~んのブログ

すがちゅあ~んのブログ

映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

この映画は、かなり好みが分かれる作品なのかもしれません… 喪失・悲しみからの再生を扱った映画って、結構ありますよね? どれも、その重さに耐えられない感じはありますが、見終えて大きな何かを感じることのできるジャンルなのかもしれません…

 

ジェイク・ギレンホール主演の映画「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」という映画を見ました… 内容はまったくわからなかったのですが、題名に惹かれました… ちょっと気になる題名ですよね? 題名に一目惚れってヤツです… 後で知ったのですが、大好きなナオミ・ワッツも出ていたし、監督は「ダラス・バイヤーズ・クラブ」のジャン=マルク・ヴァレ、これは興味深い作品でしたね~

 

 

あまり愛しているとは言えなかった妻の死… その数時間後から、彼は一気に変わってしまいます… 今まで、何にも興味を示さない・無関心だった彼が、とにかく何にでも興味深くなってしまったり、物の分解や破壊行動に夢中になったりします… ジェイク・ギレンホールの行動、あまりにもスゴいモノがあります… とにかく、異常の一言です…(熱演でしたね~)

 

そんな彼の心を癒やす存在になったのが、ナオミ・ワッツ… 結構、大好きな女優さんの一人ではありますが、今回の作品の彼女は、ナオミ・ワッツ史上、最高に良かった…(ような気もしてます…)

 

自販機の故障に対して、丁寧な(しつこいくらいな?)お手紙で苦情を訴える彼と、その苦情を受け付け親切に対応する彼女、二人の微妙な関係は、この作品のキモであったかもしれません… シングルマザーの彼女の、かなり手強い息子との関係も、見ていて面白い…(当事者は大変だろうけど) なぜか、ジェイク・ギレンホールに対してだけは心を開く、息子の「再生」の物語も見応え十分… シングルマザーの「再生」の物語としても、妻を亡くして心を壊してしまった彼の「再生」の物語としても、最高に良かったと思ってます… 冒頭で書きましたが、好みは分かれる作品かもしれないけど、わたしは結構好きな作品でした…

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

『ダラス・バイヤーズクラブ』のジャン=マルク・ヴァレ監督の最新作。妻を亡くしたことで完全に自分を見失ったエリート銀行員の破滅からの再生を描く。近年、円熟味を増した演技を見せるジェイク・ギレンホールが心に穴の開いた主人公のディヴィスを熱演。主人公の再生のきっかけを作るキーパーソンのシングルマザーはナオミ・ワッツが演じる。

 

 

ジェイク・ギレンホール、あまり好きな俳優さんではなかったんだけど、この作品の彼は、なんだか好きでした…(ちょっと異常な行動も多かったけど…) あれだけ、物を壊せたら気持ちいいだろうな~(笑)

 

喪失からの再生物語、映画の中ではかなり多いジャンルだと思うんだけど、見終えた良かったと思える今回の作品、多く作られる意味がようやくわかった気がしてます… いい作品でした…