映画「夜空はいつでも最高密度の青色だ」でございます! これ、題名がなかなか覚えられません…(笑) 題名、長すぎでしょ! 意味わかんないし…
これは、いい意味でも、もしかしたら悪い意味でも、日本の映画らしい雰囲気の映画です… 全編通して重苦しいというか、幸せに生きている人はほとんどいません… でも、見終えた後に、なんか大きなモノが心に残るんですよね~ すべての人に対して、「頑張れ!」って応援してくれる、背中を押してくれるような映画です… キネマ旬報さんとか、かなり好きそうな作品、ランキングはかなり上位の作品だと思われます…
この映画、詩集が原作と言うことにもビックリ… 詩人・最果(さいはて)タヒさんの詩集「夜空はいつでも最高密度の青色だ」なんですってね~ ちなみに彼女は、2008年に女性最年少21歳で中原中也賞を受賞するなど、「いま、最も新しい表現者」として注目されてるみたいですね~
「東京には1,000万人も人がいるのに、どうでもいい奇跡だね」。
路地裏のビルの隙間から見える青白い月。
「嫌な予感がするよ」。「わかる」。
二人の顔を照らす青く暗い光。
こちらは、限定公開なので削除覚悟で貼り付けちゃいますが、劇中何度も出てくる野嵜好美さんの「TOKYO SKY」という曲、石井裕也監督が作詞したみたいですね~ 素敵な応援歌なんですよね~!(この作品を象徴する曲って感じです)
都会の片隅で生きている池松壮亮&石橋靜河の二人は、当然とても良いのですが、脇を固める俳優さんのサイドストーリー、日雇い仕事チームの松田龍平、田中哲司、ポール・マグサリンの3人も良かったな…
ちょっとだけの出演だったかもしれませんが、佐藤玲さんも良かったと思います! なんらかのきっかけって、ホント大切なことだと思います… 元気に生きていかないとね~
ぴあ映画生活の作品解説より
“新しい表現者“として注目を浴びる詩人・最果タヒの同名詩集の世界観を基に、『舟を編む』の石井裕也監督が脚本を書き映画化。排他的な東京で、不安と孤独を抱えながら生きるすべを模索する若者ふたりの出会いと恋のはじまりを描き、“今の東京“を映し出す。本作が映画初主演となる石橋凌と原田美枝子の次女・石橋静可がヒロイン役を好演。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180107/13/sugachan311/bf/0a/j/t02200147_0640042714107055792.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180107/13/sugachan311/1b/94/j/t02200147_0640042714107055789.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180107/13/sugachan311/c5/5b/j/t02200147_0640042814107055786.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180107/13/sugachan311/73/fa/j/t02200147_0640042714107055785.jpg?caw=800)
とにかく、生きるってツラいことばかりなような気がしますが、こういう人生応援映画なんかに出会うと、もうちょっと頑張ってみようかなって気になりますよね~
詩集から生まれた映画、とても素敵な言葉たちがたくさん出てくる素敵な映画だったと思います!