映画ブログを書くようになってからも、次々と公開される映画は、公開があれば映画館で、秋田では公開がない場合はDVDで。「日輪の遺産」「ツレがうつになりまして。」「東京難民」「六月燈の三姉妹」 必ずと言っていいほど、見ているのですが…(まだ見れてない「群青色の、とおり道」 早く見たいなあ~ 秋田では、なかなか上映がない作品も多いんですよね~)
そして、今回見た映画「八重子のハミング」は、5月に公開された映画です… この夏には、秋田の御成座、山形、盛岡等で上映されてましたが、ようやく秋田市にも順番が回ってきたって感じですかね~ 秋田市での上映初日に行ってきました!(楽しみにしてました~)
感動作が多い佐々部清作品ですが、今回のテーマは「若年性アルツハイマー」、そして「老老介護」です… かなり重い作品です…(まさに、これぞ日本の映画っていう、いい意味での暗さがあります)
原作は、元山口県萩市の教育長・陽信孝さんの著書らしいです。ご自身が体験したこと(ガンと闘いながら12年間アルツハイマーの妻を介護してきた…)を、31文字の短歌にして詠まれています。
陽信孝さんと言えばいいのか、その彼を演じている升毅さんと言えばいいのか、よくわかりませんが、とにかく「優しさ」が溢れる映画でした… 自分の体調も悪くて、死も覚悟しなければいけない状況の中で、あんなにも奥さんに優しくできるモノかとビックリしました…
しかも、若年性アルツハイマーという恐ろしい病気になってしまって、言い方は悪いかもしれませんが、壊れてしまっている奥さんを12年間ですからね~ あまりにも壮絶な「老老介護」でした! 高橋洋子さんの熱演は、見どころの一つだと思います…
映画「三本木農業高校、馬術部」で、佐々部清監督作品にも出演していた文音さん(前は、長渕文音さんという名前で活躍してました…) あの有名な歌い手さん(長渕剛さんですね)のお嬢さん、最近、見ないな~と思ってましたが、結構、活躍しているみたいですね~
ぴあ映画生活の作品解説より
『半落ち』、『ツレがうつになりまして。』の佐々部清監督が“現代の智恵子抄“とも評された陽信孝の同名著書を映画化。山口県・萩市を舞台に、4度のガン手術から生還した夫と、若年性アルツハイマーを患い徐々に記憶をなくしていく妻との愛情に溢れた12年間の軌跡が、原作者が詠んだ“三十一文字のラブレター(短歌)“とともに綴られる。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171012/22/sugachan311/c7/41/j/t02200147_0450030014047509002.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171012/22/sugachan311/2e/a6/j/t02200147_0450030014047509007.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171012/22/sugachan311/97/98/j/t02200147_0450030014047509009.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171012/22/sugachan311/2b/b8/j/t02200147_0450030014047509232.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171012/22/sugachan311/98/fb/j/t02200147_0450030014047509234.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171012/22/sugachan311/72/9e/j/t02200147_0450030014047509237.jpg?caw=800)
とにかく、優しさが溢れまくる映画になっていました… 人って、ここまで人に優しくできるんですね~? 見習わなくちゃね!