広瀬すず&斉藤由貴に、女優としての凄みを感じた… 映画「三度目の殺人」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

第74回ベネチア国際映画祭コンペティション部門正式出品作品として大きな話題の映画「三度目の殺人」を見てきました… 是枝監督の作品って、よく日本代表で選ばれてますよね~ 海外での人気が高いってことなのかな?

難解との評判もあるこの作品ですが、わたしはよくできてる作品だと思いました… 見た人が自分の「想い」で、作品について語ることのできる作品だったかと思います… 自分には、自分なりの理解はできたのかな?って、勝手に思ってますけどね~




当然、主役は是枝作品と言えば…の福山雅治さんですが、結構、最初は悪そうな感じで描かれるのは特徴ありますよね~ 結局はいい人に落ち着くというか、さすがに主役って感じの存在感はあると思います…(ま、いい男ですしね~)

是枝作品は初めての参加になる役所広司さんは、とにかく別格の存在感です! 演技力というのかな? 凄いの一言だったと思います… 彼がいるだけで、一気に映画が深くなったような…(昨日、テレビ特番を見たんだけど、二人とも読み合わせの時から、もう凄かったです!)

法廷でのシーンはもちろんのこと、是枝監督が映像にかなりこだわったという7回もあった「接見室」でのシーン。二人の絡みはとにかく重みがありました…(全体的に静かな映画だったと思うけど、「燃えるような静けさ?」って感じもありました)

女優さん大好きのわたしとしては、とにかく印象に残ったのは広瀬すずさんでした… 前回の是枝監督作品「海街diary」から、ほんの数年しかたっていないというのに、ビックリするほどの成長、存在感、将来性… とにかく凄みを感じちゃいました… 性格的には絶対に苦手なタイプだと思ってるんだけど、彼女の女優としての才能は凄いと感心させられています…

そしてもう一人、「凄み」があったと言えば、プライベートでの経験が生かされてるとの評判高い(?)斉藤由貴さんですね~ 最近はテレビ等でも弾けた感じの役が多かった気がするんだけど、この映画こそ本領発揮と言った雰囲気だったような気がします…(スクリーンに顔が映し出されただけで、映画館に緊張感が漂ってた、そんな気がしました…




ぴあ映画生活の作品解説より
『そして父になる』の是枝裕和監督と福山雅治が再タッグを組んだ法廷心理サスペンス。福山演じる弁護士が、役所広司扮する殺人犯と対峙する中で、複雑に絡み合った人間関係を紐解き、新たな事件の真相へとたどり着く様を描く。物語の鍵を握る少女で被害者の娘役を、是枝作品2作目の出演となる広瀬すず、被害者の妻役を斉藤由貴が務めている。





わたしは個人的には、「愛が溢れる」映画だったと感じたのですが、皆さんはどうだったんでしょうかね?

福山雅治&役所広司という日本映画の顔とも言える二人に、まったく負けてない広瀬すずさんの存在感、まわりをどん引きさせるくらいの威圧感(?)がある斉藤由貴さんにも、要注目でございますよ!