ちんだみ狂ってる、わじわじする… 映画「島々清しゃ」 伊東蒼ちゃん頑張れ! | すがちゅあ~んのブログ

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綺麗な波の音、三線やヴァイオリンなどの美しい音、独特なイントネーションの話し言葉(方言)、人の温かさ、美しい景色… 映画「島々清しゃ」、沖縄の魅力がてんこ盛りに詰まった映画になっています… 景色を見ているだけで癒やされますよね~ 沖縄らしい音を聞くだけで癒やされるよね~

舞台は、沖縄の慶良間諸島。那覇より西に40キロのところにあるのだそうです。とにかく美しいんですよね~ 絶対に行くことができないところなので、画面で楽しむだけです…

子どもたちの吹奏楽、安藤サクラさんのヴァイオリン、渋川清彦さんのサックス、そして、なんと言ってもおじい(金城実さん)の三線、そして名曲「島々清しゃ(しまじまかいしゃ)」…

この映画は、沖縄の美しい景色と美しい音を楽しむ映画のように思えますが、実は、耳が敏感すぎて音を楽しむことができなくなってしまった親子(伊東蒼&山田真歩)の物語にもなっています…




「ちんだみ狂ってる。わじわじする。気持ち悪い。」

意味がよくわからない(沖縄の言葉?)伊東蒼ちゃんの叫びから始まる物語。微妙にチューニングがずれてる? そのことが許せない、気持ち悪くなるってことのようです… 母親の山田真歩さんも同じように耳が敏感すぎて大変なようです… 耳当て(耳栓?)が欠かせないっていうほど、世の中の音に苦しんでいます… せっかくの音を楽しむ「音楽」が、音で苦しむ「音が苦」になってしまってるわけです…

映画としては、安藤サクラさんの存在意味(意義?)が少し弱かった気がして残念なところもあるのですが、大好きな音楽映画として私は十分楽しむことができました…(二人のヒロインの物語って言うよりは、伊東蒼ちゃん家族の物語でしたね) 

伊東蒼ちゃんや吹奏楽部の子どもたちの成長もまた、見ていて楽しかったな… おじい(金城実さん)との共演による「島々清しゃ」、最高ですよね~ 沖縄らしい「いい曲」だよね!




ぴあ映画生活の作品解説より
今は亡き巨匠、新藤兼人監督の血を継ぐ新藤風監督から11年ぶりに届いた人間ドラマ。沖縄を代表する作曲家、普久原恒勇の同名曲を題材に、多感な年頃の少女と、都会生活に疲れた女性バイオリニストの交流を描く。ふたりのヒロインには、天才子役として注目を集める伊東蒼と、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞に輝いた安藤サクラが扮している。





映画「湯を沸かすほどの熱い愛」でもボロ泣きさせられちゃった天才子役ととの呼び声が高い伊東蒼ちゃん、これからの活躍も楽しみですね~

これからは、耳当てはずして、音と仲良く過ごして欲しいモノです…