少しだけ時間を戻そう。


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ムガールサライ駅。改札を出て少し歩くと全景が見えてきた。

正直言うとどうでも良い駅です。観光ポイントもないですから。


なぜ、ちょっと歩いたかというと、


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オート三輪の大群が見えたから(;´・д・)ゞ

ただ安そうで良いんだけど、変なところに連れて行かれるのも嫌だし、

思っている以上に・・・


『暑い』


んでやっぱり車を探す事にした。ええ、根性無しです。



そしたら、意外な事に・・・近くに


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一杯車が停まっていた。タクシーなのかどうか分らないけど、聞いて見たら

ツーリストに向けてサービスしているって言っている。


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車はTATA。インドの国産自動車。

たぶん、色々買収とかしたりして大きい会社らしい。

トラック部門は世界で第五位って言ってたし。

大宇とか買収したらしいからね。


このTATA。車種名はわからない。

日本でいうヴィッツくらい。ちょっと小さい感じ。

まあ混み様から考えると良いのかもしれないけど。

良く走っていた。


なんだかんだで白いTATAをホテルまで使うことにした。

ちょっとぼろい感じなんだけど、20キロの話しだ。

ホテルからの観光はそれから考えれば良しとしよう。



子供達の攻撃をかわして車に乗り込むと、

直ぐに出発した。ごめん子供達・・・


と言うことで、いざヴァラナシであるо(ж>▽<)y ☆


車から見る景色はデリート違って、とても貧乏だった。


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自転車の群れがあれば。。。、

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リキシャが脇を通る。狭い道と舗装されていないのが、なぜかリキシャにあう。

タイムスリップしたわけでないけど、そんな気分だ。


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そして牛。


いや、が多い( ̄□ ̄;)


で堂々と寝てたりもする。


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牛は聖者の生まれ変わりだから、誰も危害を加えない。

それを知ってなのか、妙に慣れている。

前を行く車にクラクションは鳴らしても、道で寝ている牛には鳴らさない。


牛と共存する国・・・インド(w



ハート




5分くらい走っただろうか・・・なぜだろう・・・


『暑い』


なんでかなーって思ったら・・・


エアコン沈黙してる


『えーっ』って感じである。


「ねえ、暑い」

「ちょっと待て」

「ねえ、暑い」

「今、エアコン入れる」

「ねえ、暑い」

「窓を開けると涼しいぞ」

「暑いんだけど( ̄へ  ̄ 凸」


「・・・・」


その時、運転手さんが言った。

「エアコンのスイッチが壊れた汗


「で?、暑いんだけど( ̄へ  ̄ 凸」


めちゃちゃ強気。だってエアコンで楽したいから頼んだんだもん。

ドライバーも困ったんだろう、おもむろに携帯電話を取り出して・・・

どこかに電話している。走行中に電話されても困るんだけどね・・・。


そして・・・・


牛が・・・


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いるんだけど、それを避けて・・・

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ここに入った( ̄Д ̄;;


「って、ここどこ?」

「え、まさか悪徳観光会社?」

「まさか強制下車?」


と思っていたら、


「修理する。ちょっと待て。降りんでいいから」


「はい?( ̄_ ̄ i)」


と言うと聞く耳無し。修理工具を持って来て・・・直し始めた

まあスイッチ部だけって感じだから大掛かりではないんだけど汗


パネル外して、スイッチを露出して・・・


ただね・・・修理はいいんだけどさ。


『停まっている車の中は凄く暑い』


んですけど(-""-;)


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なんとか修理が終わったようで、エンジンをかけた。

んでエアコンのスイッチを回すと・・・


冷たい風が(///∇//)・・・涼しい(///∇//)


やればできるじゃないか。。。TATA自動車^^;




・・・と言う、いらないハプニングでまたしても30分はロス。

今日は全く持ってついてない。まあそれも醍醐味だ(嘘



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走り出した車から不平不満を思いつつ、窓の外を見ていると・・・

やっぱり牛。牛。牛。いや、本当に多い。


それとバラナシが近いせいなのか、観光バスも多い。

屋根の上に荷物を積んでいるバスは、大体はインド人が多く乗っている。

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中をじっくりみると、やたらに洗濯物が干していたりして、さながら

部屋が移動している感じだ。

いや風習ってわからん。乗客は見る感じ満席状態だからえらい事になっている様子。


すげーなインド。


そうこうしていると橋にさしかかった。


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これはと思って聞いて見ると・・・ガンガー(ガンジス河)だった。

いやーすげー。

なんか感動です。

結構広いのかどうか微妙だけど、旅の目的が目の前にあるって感無量ってものである(//・_・//)


なんかヴァラナシに来たんだなあ~。


やがて車は、こっちの感動をよそにホテル近くに来たようだ。


偶然なのか、なんなのか・・・この交差点に信号が無い。

いや、信号なんて見た記憶がない・・・から同じ位の道幅だからなんだろうか・・・


「すごい石がいっぱいあって、しかももぐる位な感じなんですけど・・・」



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これでは車も人も簡単には渡れない。

これって生活の知恵なんだろうか?

事故は起きそうも無い・・・気もしなくはない(どっちだ)

ここを通るのに数分かかった(笑



ホテル



ヒンドゥスタン インターナショナルホテル


日本で予約しておいたホテルに到着。一応、ヴァラナシでは高級な部類。

本当はガンガー近くのチープなホテルにもしようと思ったんだけど、

停電が多いらしいし、お湯もでないのが多いので止めた。


いまさら、バックパッカーを気取っても始らないしね。



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ホテルはこの吹き通しが有名らしい。

改装して日が経っていないのか、綺麗なホテルだった。

早速にチェックインして、部屋に案内された。

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ウェルカムドリンクが用意されて、マンゴーラッシーだった。

ここまで来るとラッシーに抵抗感がない。

くれるもんは飲まないと損だし(ヲイ

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部屋はこんな感じで、観光客が少ないのかダブルの部屋。

まあ高級といっても、中級程度な印象かもしれない。


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バス&トイレ。

バスタブがあるので良いほうでしょう。

トイレもまあ普通。


お湯も問題なく出るようなので、ここに最終的に決めた。




この時が11:30くらい。予定の3時間遅れ位だ。

急いで観光とも思ったけど、なんか疲れたので・・・まずシャワーを浴びる事にした。




続く。











朝食を取って暫くしてからだった。

車掌さんがあと30分くらいで着くと教えてくれた。


只今の時間は午前10時ちょっと前。


既に3時間の遅れだったりする。まあここまで遅れると怒る気もしないし、

インドの列車旅行ってこんなものだと納得できてしまう。

これも異国を旅するということなんだろう。


列車はやがて大きな駅に到着した。

「ムガル・サライ駅」、バラナシ駅はあるのだが、本数が少ないのでここからは車で移動することにした。

それがまあ、後でトラブルを生むのだが・・・


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15時間近くを過ごした部屋を後にする。いや、個室にしておいて良かった。

実際、2等寝台と2,3千円しか違わないからお勧めです。


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ホームに出るとやはり人が多かった。ただ脇にはお店もあり、なんとなく駅らしい。

何気に写真を撮っていたら、おじさんが何気にカメラ目線だった。

ちなみにお店は日本でいうKIOSKみたいなもんなのだろうか?


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朝方だからだろうか、インド人の利用客も多くいた。なにやら朝食を売っているお店もあった。

日本で言う立ち食いそばってところだろうか?

赤服さんとなにやら世間話をしていた。


まあこっちは遅れた分を取り戻そうと必死なんで、食べている暇がないのが残念です。


それにしてもホームが広い。

まあ車両が長いんだから仕方ないと言えばそうなんだけど・・・。

しかも方角が不安だから、なおのこと遠く感じる。


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そうしたら小さい鳥が飛んできて、目の前に降りた。

焦るなってことなのかな。なんかほのぼのした感じだ。


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やがてホームを抜けて改札への通路にでた。少し上る感じで、上から列車が見えた。

まだ列車は出発していないようだった。

たぶん、10分は止まっている気がする。これだから遅れるんじゃないか?

まあ良いけど(;´・д・)ゞ


坂を上って、やがてフラットになると・・・そこからも長かった。


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こんな感じで、改札が遠くに見えるから、もう観念するしかない。


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てくてくと歩くのみである。


人混みがないから赤服さんを使わなかったことを思い切り後悔したのは言うまでもない。



そんなんで、やっと駅の改札に到着した。

いや、疲れたよ(w


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走る人




駅に着くと移動手段を探した。

バスとかがオーソドックスなのかもしれないが、んなの面倒くさい。

やっぱりバラナシまでは20キロ近くあるからタクシーで移動したいところである。

なんで?


答えは簡単。


『暑いから』


ということで、タクシーを探していると・・・子供達の大群に囲まれた。


もう貧乏決定な服装だし、体もやせこけている。

いや困った。

しかもお土産を売るというスタイルならまだしも、単純に・・・


「何も食べてない。腹減った。マネー」


ストレートすぎ(-""-;)


しかも一人二人じゃないから、迂闊なマネもできやしない。


その割りに「写真に撮ってくれ」とお願いもしてくる。

何かの本で読んだけど、インド人は写真に撮られるのが好きだと言うが本当らしい。


でもこれもキリが無い感じで怖い。



で、この子供達。一向に離れる気配がないので・・・私は一大決心をした。



それは・・・・





続く





















その日は流石に疲れたのか、外は暗いし何もやることがない事も手伝って眠気が襲ってきた。

列車は揺れるけど、横になってしまえば寝れない程ではなかった。

それより問題なのは『寒い』と言うことだ。


もちろん昼夜の気温差が激しいと言う事でなく、単に効きすぎているのだ。

「エアコン」が・・・。

本当にアジアの旅はエアコンが問題になる。贅沢品の象徴なのか、これでもかと言わんばかりに効いている。

個室の調整をしても差ほどの効果も無い。

日本から用意したストールをまとい、配られた毛布をかけて寝た。さながら冬と言った感じだ(笑。



簡単に眠りに着いたはずだったが、意外なことに夜に目が覚めた。

ほんの2,3時間しか経っていないようだ。

単純な話だ。


トイレ(;´・д・)ゞ



1等車両には前後にトイレがついていた。

どちらも様式ではあるが、しょうしょうの明かりが足りずに暗い感じだ。

はっきり言おう。


『怖い』


いやだって、便座が木製みたいなんだけど妙にてかってるし。

なにより開口部が広いから落ちそうだし。

トイレットペーパーなんて洒落たものがないから、インド式手洗いみたいだし・・・

※インドではコップ一杯の水を使って、左手で洗い流す・・・まあウォシュレットだな。ある意味(-_-;)


だからはっきり言おう。インド旅行には一番重宝するのは・・・


『トイレットペーパー』です


いや、ほんとに。


とは言え、生理現象には勝てないわけだから頑張ってしたんだけど・・・。

なんとかトイレを済ましたら、その安堵感でまた直ぐに寝てしまった。

もちろん寝坊しないように目覚ましは朝の5時にセットした。



地下鉄



「ぴぃぃぃぃぃぃぃぃぴぃぃぃぃぃ・・・・」


と目覚ましがなった。

いや、眠いんだけど(w_-;zzzz


寝る前に乾燥対策でタオルを濡らしておいたのが、既に乾き加減であった。

全く困ったもんである。


日本から持参したウェットタイプの汗拭きで体を拭いて、狭い個室で着替えた。

まあ頭を気をつければスペースは十分だ。


外を見ると段々と明るくなって来ていた。

窓からの景色はデリーと違って、田園風景と言うか、地平線が見えるくらい広かった。




もう直ぐで7時。そろそろ到着の時間だ。

荷物をまとめて準備万端である。




電車とすれ違う。駅が近いのだろうか・・・。

アナウンスを聞き逃さないように緊張モード120%である。

日本の列車のように停車駅が表示されれば便利なんだろうが、そんなものはここにはない。



線路がやたらと増えてきた。なんかバラナシは直ぐそこって感じがする。



なんか街の影も見えてきた。



電車が遠くで待機している辺りが主要駅を感じさせる。


そして駅が段々と近づいてきたようだ。

外は何やら小さいながらも人が住んでいる気配が漂ってきた。

なんとなく貧乏な感じがするが、インドの地方都市はこんなものなのだろうか・・・



踏切がでてきた。直ぐ近くに駅があるんだろう。

道も整備されてきたようだ。




バラナシ。


正式にはヴァーラーナスィーと言うらしいが、英語ではベナレスと言う街だ。

ベナレスとはBenaresで、ヒンドゥ教の聖者の街だかなんだからしい。

期待に胸がわく。


今回の旅の目標はガンガー(ガンジス河)を見ることだから、やっぱり高揚する。



どんどん駅が近づいてきた。

アナウンスはまだない・・・(-_-;)

でも、どんどん近づいてきた。


そして・・・



通過した(;´・д・)ゞ



駅なのか・・・これ( ̄□ ̄;)




丁度そのとき、車掌が部屋の前を通った。

おもむろに呼び止めて聞いてみた。


「ここはどこなんだ」と・・・。

「いつムガル・サラーイ駅に着くんだ」と・・・

※ムガルサラーイ駅はバラナシに行く最寄り駅です。


そしたら車掌さんは言いました。


「遅れてる。あと1時間はかかるぞ」



「ふーん、そうなんだ汗


でもこの時は既に8時。既に1時間も遅れているんだが・・・(-""-;)

いやまあ、インドだししょうがないか・・・。


だってほら、遠くに街が見えるし。



近くでインド人が列車みながら、


「う○こ」してるし・・・



するなよ、インド人(-""-;)


いや、実際に見てるとね


円陣を組んで「うん○」してたり、

一列で列車をみながら「う○こ」してたり、

ホームの端で「○んこ」してたり。


まあ地方のインドの家ではトイレは無いって言うし、

解放的で良いんだけどさ・・・


でも、列車見ながら野う○こしなくても・・・




すげーよインド。



地下鉄




そんなインドに感動していると、個室のドアをノックする音。

何かと思って見ると朝食のデリバリーだった。

彼らはこっちの意思を聞くまでもなく、置いていった。


すげー押し売り(-_-;)


負けたよ。いや丁度腹が減ってたから良いんだけどね。

なんか悔しい。







さすがにカレーは無かった(笑。

薄いパンにチャイ。焼きすぎたポテト。白く見えるのはオムレツ。

やっぱりインドの卵の黄身は白いんだろうか、白いオムレツだ。


味は美味いわけがなく、かといって旅を満喫するのは十分な味だった。


この時は既に9時。まだ着かない。



続く。