彼の甥っ子2人(10歳と8歳)を預かった先週末の記録です。
前回の記事はこちら。
日曜日
土曜日の疲れが抜けず、彼と私は朝の10時頃までベッドから出ませんでした。
唯一お互い仕事がない日曜日ですが、普段、私は7時半から8時頃に目が覚めます。
ベッドの中で横になっていても暇なので、さっさと起きてしまい、私が起きることで、彼も目が覚めてしまうそう。
なので、彼と2人で朝寝をするのはとっても久しぶり。
10時過ぎに2人でノソノソと居間へ行くと、甥っ子たちはYouTubeでバスケットボールの動画を見ていました。
彼らも少し疲れ気味のよう。
いつもは元気で騒がしいのですが、割と落ち着いていました。
朝ご飯は自分たちで済ませたようだったので、私たちも遅めの朝ご飯を。
が、その後、ソファから動けず。
結局、午前中はダラダラ過ごしてしまいました。
昼ご飯にハムとサラミのサンドイッチを作り、このままダラダラしたいような気もしましたが、そうすると夕方や夜に甥っ子たちの元気が有り余って面倒なことになるので、「出かけよう!」と彼と奮起。
ハミルトンにある湖に行くことにしました。
湖の周囲には遊歩道があり、湖を一周しながら散歩ができます。
アスレチックや遊具がある公園もあるので、子供たちにもピッタリ。
出かける前に、甥っ子たちに少しお手伝いをしてもらおうと思い。
下の子には食洗機の中の食器類を食器棚に戻してもらい、上の子には自分の寝室を片付けてもらいました。
やることを済ませ、いざ出かけるぞ!と外を見ると、まさかの雨…。
こんなこともあろうかと、雨が降った時のアクティビティも事前に計画しておきました。
向かった先は、ワイカト博物館(Waikato Museum)。
入館は基本無料ですが、入場料が必要な『exscite』という特別展示が今回のお目当て。
科学に関する展示品やゲームがある、子供向けの期間限定のイベントです。
科学にどう関係あるかは謎ですが、マリオカートのゲームがありました。
光で遊ぶコーナー、なのかな?
ワイヤを繋げると、電球やラジオがつきます。
磁性流体(液体磁石)の展示品は神秘的でした。
子供用の展示品なので、背が高い彼は腰が折れそうな状態で観察してましたが
簡単なコーディングを利用して、自分の名前を表示させるというもの。
ガイドに表示されているのは、アルファベットの文字だけでしたが、彼は、ガイドには書かれていない数字、ドル記号($)、アットマーク(@)などを見つけていました。
さすがIT関連の仕事をしているだけのことはあります(関係あるのか?)
甥っ子たちも「どうやったらビックリマークが入力できるの~?」と驚いていました。
(記号を利用して、彼が入力してくれた私の名前です。)
橋の構造について学べるコーナー。
積み木を使って橋を組み立てることができ、下の写真は全種類組み立てた後に撮ったものです。
骨のレントゲンを見ながら、どこの骨か当てていくゲーム。
巨大な四目並べ。
彼と対戦しましたが、誰が勝ったのかは覚えていませ~ん(怪しい…)
ジグソーパズルも2種類ありました。
歯車をくっつけて回します。
風でボールを宙に浮かせよう…?
パイプをたたくと音が鳴る楽器です。
いくつかある中から曲を選ぶと、アルファベットの上のライトが順番に点灯し、点灯したパイプをたたくことによってその曲が演奏できるのですが、私は反応が遅いのか、ついていくのに必死でした。
穀物や豆の工場を再現したもの、なのかな?
豆が落ちていく音がとてつもなくうるさくて、彼と私は相当なダメージを食らいました。
こちらは農場のようなコーナー。
フェルトや毛糸でできた野菜や果物を収穫できます。
大きなレゴのようなものもありました。
たくさん展示品がありましたが、これでも、別の特別展示を準備しているため、規模が小さくなってしまったそう。
規模が小さい代わりに、入場料が安くなっていました。
大人:500円→250円($6→$3)
小人:770円→500円($9→$6)
入場料4人(大人2人、子供2人)で、1,500円でした。
そんなに悪くないかな?
規模が小さくなったせいか、お客さんはほぼおらず、かなり自由に遊べました。
数時間遊んだら、甥っ子たちも飽きてきたようだったので、帰宅。
午前中にたっぷりYouTubeやゲームを楽しんだはずなのに、家に帰ると、甥っ子たちは「ゲームがしたい!」と。
ですが、静かな時間が欲しかったので、「1時間、本を読むか、絵を描くか、静かなアクティビティをしよう」と彼が提案。
最初は渋っていた甥っ子たちも、私はブログの記事の更新、彼は日本語の勉強を始めると、自分たちのスケッチブックを持ってきて、静かに絵を描き始めました。
もともと絵を描くことが好きな上の子は、1時間集中して絵を描いていましたが、下の子は何をしてよいのか分からず、後半の30分はただソファに座っているだけでした。
とりあえず静かにしてたから、良しとしましょう。
学校も含め、普段の生活の中で、静かにジッとしているということが少ないようなので、今後甥っ子たちを預かる場合、この静かな時間を1日1回は取り入れよう、と彼と決めました。
ただ、下の子は助けが必要そうなので、静かにできるパズルでも探してあげようかな、と思ってます。
晩ご飯は、彼が作ってくれたメキシコ料理のブリート(ブリトー)。
写真はありませんが、とてもおいしく作ってくれました。
見慣れないものに子供たちは「何これ?」という反応でしたが、一口試してみたら、残りは貪るように食べていました。
後日、彼のお母さんに「ブリートが美味しかった!」と報告していたぐらい。
晩ご飯を食べ終えたら、「やること全部やった後なら、少しゲームをしてもいいよ~」と、甥っ子たちのゲームがやりたい心境を利用し、シャワー、歯磨き、翌日の学校の用意を済ませてもらいます。
次の日の着替えや靴下まで用意させましたよ
後はベッドに入るだけ、というところまで準備ができたら、ご褒美のゲーム。
甥っ子たちは、鉄拳という格闘ゲームが好きで、彼と対戦するのが特に大好き。
彼と甥っ子たちがゲームで盛り上がっているうちに、私は台所を片付け、シャワーを済ませます。
ゲームを適当なところで切り上げたら、寝る前にお決まりの映画鑑賞。
私が事前に選んでおいたのは、『トレジャー・プラネット(Treasure Planet)』。
この映画は見たことがないとのことでした。
ディズニー映画ですが、そんなに有名じゃないのかな?
甥っ子たちは毛布にくるまって、居心地が良さそうな状態での映画鑑賞。
2人とも楽しんだようで、考えて選んだかいがありました。
たくさん遊んで疲れたのか、映画を見終わったら、素直に寝入ってくれました。
月曜日
私たちが起きたのは7時半ごろ。
甥っ子たちは、着替えも朝食も歯磨きもすべて済ませた状態でした。
偉い!
そして、楽!
私と彼も、歯を磨き、着替え、お泊りの荷物を車に詰め込み。
子供たちを車にのせたら、8時ちょっと前に家を出発!
彼を職場の近くでおろしたら、甥っ子たちが通う小学校へと向かいます。
通勤ラッシュのせいか、ちょっとした渋滞にはまりながらも、8時半に学校に到着。
「いってらっしゃ~い」と2人を見送ったら、任務終了!
彼も私もかなり疲れていたので、その日の晩ご飯は、頑張ったご褒美においしい中華料理を食べに行きました。
彼のお母さんは「子供たちもいろいろ楽しかったみたいだし、私たちもゆっくり休めたわ。本当に助かった!ありがとね」と言っていました。
とりあえず今年中は預からなくても大丈夫そう。
「来年、またお願いね」としっかりお願いされましたが
疲れはしますが、もうすぐ日本に移住することを考えると、こうやって今のうちに甥っ子たちと思い出作りをするのも悪くないかな、と思います。
思春期になったら、相手にされなくなりそうですしね。
では、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
皆様にとって素敵な一週間になりますように