最悪なフラットメイトシリーズです。過去の記事はこちら。

① 怪しい第一印象

② 綺麗好きの正反対

 

さて、綺麗好きとは正反対のK一家なのですが、それに加え、私と彼は騒音に悩まされることに。

 

ロックダウンのため、私の彼は10月の間、ほとんど在宅勤務。

彼が在宅勤務であることは事前にMに伝えておきました。

しかし、日中、彼が仕事をしているにもかかわらず、スピーカーから大音量で音楽を流してくる。

同じ屋根の下に住んでいる私たちはもちろんのこと、隣人にまでも聞こえるような音量。

クライアントや同僚からの電話、オンライン上での会議もあるということをMに説明し、彼の仕事中には音楽は避けるようにお願いしておきました。

MはKよりもまだ話が分かるようなので、それ以降は日中の騒音はなくなりました。

 

しかし、ある週末。

スピーカーでまた音楽をガンガンかけているK。

 

私たちの部屋にはウッドデッキに出るドアがついており、ダイニングルームにも同じようにウッドデッキに出るドアがついています。

Kがいるのはそのダイニングルーム。

ダイニングルームからウッドデッキに出るドアは全開、スピーカーは、聞いている本人ではなく、なぜか私たちの部屋に向けてある。

 

嫌がらせかよ。

 

私と彼はドアも窓もカーテンも閉め、ヘッドフォンを使っているものの、まだ音楽が聞こえるといううるささ。

10月は、まだ真夏ではないとはいえ、だいぶ暖かい季節。

ドアも窓も閉め切ってあると、かなり蒸し暑くなります。

 

そんな蒸し暑い部屋で、少し我慢はしたものの、あまりにうるさいのでとうとう耐え切れず。

ダイニングルームからウッドデッキに出るドアを閉めれば少しはマシになるかなと思い、Kの元に。

 

しかし、音楽がうるさすぎて、私の言ってることが聞こえず、「何?」みたいな顔をするK。

大きな声を出して、もう怒鳴ってる状態でも、私の声がかき消されてしまうほどの大音量。

音量を下げて、やっと叫ばずに会話できる状態へ。

 

「ちょっと音量が大きいから、このドアを閉めるね」と言うと。

「ドアを閉めたら暑くなるじゃないか」と。

 

いや、私たちはドアも窓も全部閉めて、部屋がサウナ状態なんですけど。

 

「じゃぁ、音量少し下げてくれない?」と頼むと。

「は?週末じゃないか」と意味不明な回答。

 

音楽を一切聞くな、と言っているわけではない。

ただ音量が大きすぎるから、少し下げてほしいと言っているだけなのに。

 

あまりにも身勝手な態度に、この時点で、私はぶち切れ。

バァーンとすごい勢いでドアを閉め、部屋に戻ると、私の彼も何かがおかしいと感じ取り「どうしたの?」と。

カーっとなっている私は、Kを罵倒しながら、起きたことを一通り彼に話す。

 

そして、家主さんに「Kが音楽を大音量で聞いていて、頼んでも音量を下げてくれない。週末なのに私たちは自分の部屋でリラックスすることさえできない。」とメッセージ。

家主さんがMにメッセージを送り、MがKを説得し、その日は何とか音量を下げてくれましたが、それが続いたのも数日のみでした。

 

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また、生活リズムが全然違うため、私たちは夜な夜な起こされることに。

 

Kはロックダウン中も仕事でしたが、夜勤のため、夕方三時ごろに出勤し、帰ってくるのは夜中の二時頃。

Mはロックダウンのため、仕事はお休み。

息子Jの学校もロックダウン中はお休みです。

 

ってな感じで、基本、K一家は夜遅くまで起きています。

晩ご飯を夜中の二時ぐらいに食べることも。

それがまたうるさい…。

料理器具を使う音、引き出しや扉を開閉する音、話し声やテレビの音など、寝ている人が家にいることを認識していないようだ。

 

そんな夜更かし族が動き始めるのはお昼過ぎ。

逆に、彼らが寝ている午前中は、私と彼はなるべく静かに過ごすようにしていたというのに。

 

同じレベルの配慮が一切ない。

 

私はイヤホンを耳栓がわりに、彼はヘッドホンをつけて寝るようにするなどの努力はしたものの、それでもかなり寝不足に悩まされました。

話しても聞かないし、「気を付けるね」と言っても全然気を付けれてないし。

 

寝不足で私も彼も頭がどうにかなりそうだったので、引っ越す一週間前は、彼のご両親のキャンピングカーに泊まらせてもらいました。

(ロックダウンの規制のため、彼のご両親の家に入るのはアウトだったので。)

 

家賃を払っているのに、その家で眠ることさえできないなんて、何かがおかしい。

 

ちなみに、引っ越し前夜は、自分たちの家で寝たのですが、その夜は深夜3時頃まで騒がしくされ、数時間しか寝れず。

引っ越し日当日は、彼も私も疲労困憊の状態で荷物を運びました。

(よく倒れずに頑張った!)

その日の夜は私も彼も夜の9時にはベッドに行き倒れ。

次の日の朝まで爆睡。13時間近く寝たような気が。

 

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また、ロックダウン中は人との集まりは禁止されていました。

私たちは彼のご両親に会うことも控えていたのに、K一家ときたら、好き勝手に友人を招待し、毎週末パーティー三昧。

法律とか規則とか気にしないタイプなのかな。

 

コロナの陽性件数がどんどん増えているさなかに自分たちの友人を家に招くことで、私と彼の健康を脅かすことになるという認識もないのだろうか。

 

常識のレベルが違い過ぎて、びっくりです。

 

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さて、私はK一家に対して丁寧な態度を取るように努めていました。

何かをお願いする時もきつくない言い方を心がけていました。

また、ドアを思いっきり閉めた一件を除き、“怒り”という感情をK一家に対して直に表現したことはなく。

 

しかし、引っ越し日の二週間前。

たまりにたまった怒りがとうとう爆発してしまいました。

それは次回。