屋根の破損 落雪被害 | 農業機械のブログ

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今まで経験なかったが、今年屋根の落雪で屋根が破損した。

 

写真は、下の屋根の破損。その上の屋根の部分の氷と雪の塊をすぐ窓からバールで突っついて落下させて屋根の破損となったもの。下の屋根に雪がまだ残っているが、氷と雪の塊で落雪させたあと3時間くらいで全部落下した。

 

奇麗に乾いてから板金屋さんが屋根の穴をふさいでくれたもの。白っぽい部分が防水テープだとか。こちらの屋根の方は、上の屋根にずらりと氷と雪の塊が並んでいた。それが一気に落下したわけである。

 

一部をバールで落雪した後に破損したFFストーブの給排気筒の保護用コンクリート板を外した状態。ついでに窓ガラス1枚が損傷。網戸も損傷。

 

どうしようかとネットで地元の板金屋を探しても出ていたのは東京とか札幌の業者ばかり。

 

仕方なく、冊子窓のガラス修理を頼んでいたところに板金屋を聞いてみたら紹介してくれた。

 

落雪後の排雪作業の初め。

嫌になるほどだった。スノーラッセルは役に立たない。氷は、ダメ。

 

バールでこつこつと割りながら氷を排出、最後はスノーラッセルで飛ばした。

 

板金屋さんがやってきて簡単に補修してから寸法はかって見積書を持ってきた。

 

44万くらい。

 

原因の屋根の雪は、首を痛めた時の去年の大みそかからずっと屋根にあったもので1月に入ってからの降雪と融雪、しばれと融雪が交互にやってきて上の屋根の雪が下の屋根に乗っかったまま、氷が分厚くなって先月の終わりごろに屋根を見たら乗っかっている部分の屋根が沈み込んでいるのを見た。

 

これはやばいぞ、と思った。

 

そのまま春先の落雪まで待つかーーー重みと落下で屋根がつぶれるかも?

 

それで落とすことにしたが、下の屋根に上るのはいいが、下の屋根に乗っかっている部分を壊せるとしても、上の屋根からの落下は、自分を直撃するくらいの位置。

 

恐れをなしてやめて、窓から落とせるだけ落とすことに切り替えた。

 

下の写真の屋根に一番近い窓からバールで突っついた。ついでに乗っかっている部分の届く範囲でも落とした。

 

やがて窓から見ると乗っかっている氷と雪の部分に亀裂が走っているのが見えた。写真では見えない部分。屋根の天狐の部分。亀裂を見て深追いするのをやめた。

 

窓からの落雪もスコップでは全くダメって感じ。氷が分厚すぎた。そんなときはバール。

 

簡単に一つ貫通したが、一向に変化なし。別の部分を3回くらい突っついたら突然落雪。

 

ドカン、バシャーンと窓ガラスの割れる音と屋根に直撃した時の音。窓からでも屋根が壊れたのが丸見え。

 

後は、次の雪が降る前に落雪してくれれば、仮に屋根の損壊でも雪が降って小見もが増すよりはまし、と言った感じで待機。

 

暗くなってドカドカドカ・・・家が揺れた。屋根は?

 

ランとで屋根を照らしてみると壊れているのは見えず、助かった。氷が屋根に突き刺さらなくてよかった。

 

でも、反対側の屋根は、落雪の衝撃なのかガリウム鋼板という奴か、亀裂が入って裂けていた。あんなもの裂けることがあるのかと思った。

 

見た目通り、板金屋さんも垂木が何本か折れていると言っていた。

 

つまり、既存の鉄板を剥いで垂木から補修しなければならないから、俺では無理だな・・・ってなわけで早めに板金屋さんに頼んでおいてよかった。

 

3月と言っても雪はまだ降る。

 

修理は、条件のいい時じゃないとできないことは聞いた。

 

屋根が上下にあるつくりのため、落雪しにくくなるのは、ガリウム鋼板の施工から30年くらいしての破損だった。

 

下の屋根の滑りが悪くなって雪がとどまり、その上に上の屋根からの落雪が下の屋根にたまりこむことになる。

 

そんな条件に気象の条件が加わって氷が分厚くなり成長。下の屋根に乗っかっている部分が沈み始めたわけ。

 

気象の記録から調べたら、以下の期間に暖気(プラス気温)と寒気の繰り返しがあった。

 

1月19日から2月4日まで

 

2月25日から現在まで(融雪時期)

 

たいていの屋根の雪は、2月の暖気か、3月の暖気で落雪していた。

 

今年もそのつもりだったのだが・・・屋根の沈み込みは脅威だった。

 

屋根の真ん中よりも外側までへこみが続いている様子。屋根が損壊しなくてよかったが。昭和42年築。良く壊れなかったものだ。