特別養護老人ホーム スカイプ面会2回目 | 農業機械のブログ

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前回のスカイプ面会は1時間以上だったが、今回は、50分くらいで済ませた。

 

特養ホームでは、タバコを1日2回吸える。その時間前に今回終わらせた。

 

面会の相手は前回と同じ息子の一人で内地にいる。数年前の状態では、痴呆の影響で分からなかったものが、なぜか療養施設から特養に移った時に自ら口にしてきた子供の一人だ。

 

妙なことに痴呆で忘れていたものがよみがえる現象があるが、孫の一人も思い出したのかスカイプ面会で名前を呼んでいた。

 

スカイプ面会は、部屋の中で行える。

 

その様子は以下に(カメラは、USBカメラで写真は、取り付ける前の状態。これは意外に便利で手で持って接写も可能になる。)

 

 

パソコンは、頑丈な移動式テーブルの上に。ベッドの下に潜り込ませる足がついている。

 

耳が遠いからスカイプのときは、耳掛けイヤホンを装着する必要がある。パソコンの音量を上げても聞き取りにくいようだ。

 

ベッドは、電動式のリクライニング。

 

耳掛けイヤホンを装着するとパソコンから聞こえる相手の音量が下がる。ゼロにはならないから何とか聞き取れる。

 

そんな感じで時間を気にせずにやれるが、親との話などあまりないから、そばで時間が過ぎるのを待つばかりだ。

 

パソコンでスカイプ以前は、面会の時に話すことがないから、昔のアルバムを持って行って見せた。

 

割と効果があるのか、驚いたことに痴呆と診断されていても昔の記憶はよく覚えていた。

 

その割には、入院していない時の数年前には、相手の子供すら忘れていたのだから、どういう痴呆なのか考えてしまう。

 

親の痴呆は、医者から告げられて知るものだった。それ以前は、痴呆だとは思わないものだった。

 

ただ、痴呆だとわかれば、痴呆だとは思わない期間(8年以上も前)の親の妙な行動とか対応の様子の原因に関係していることがわかる。そういう痴呆の現れ方があるのだろう。

 

そういう痴呆がどのように現れるのか、知っておくと対応もしやすいかと思う。その場合、自分から見て痴呆だとは思わないのが親に対するむかつきの原因にもなる。

 

特養ホームにスカイプ面会を認めてもらってパソコンにネットワークパスワードの設定をしてもらったのは何よりいいことだ。

 

なお、設定は、セキュリティ担当者がいるときに設定してもらう必要がある。設定してもらえれば、土日だろうと大晦日だろうと朝9時から夜8時までの間ならスカイプ面会が可能。ただし、風呂の時間とか飯の時間を除いて。

 

なお、部屋の中にはそれぞれテレビを繋いでみるように端子が設置されている。

 

以前の療養型施設(病院)でも許可されていたが、本人によると使い方とかわからないから一度も見ていないとか。15インチ程度のもの。多分、教えても忘れるだろう。引き上げることにした。

 

パソコンは、1回1回持ち運びの手間を考えて施設の方に部屋の中の置き場所に置いている。何があっても責任とれないからその点了承してくれるように言われる。

 

行けばパソコンを設置してスカイプ面会ができる格好になる。

 

痴呆で失ったものを回復するような効果がスカイプにもあるように思える。アルバムは、昔の記憶をよく呼び出すから効果がある。

 

痴呆というのは、自分すらも判別できないようになるから、痴呆の進行を少しでも緩和できれば、面会する価値も出てくる。