特別養護老人ホームでのスカイプ利用 | 農業機械のブログ

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母親を特養ホームに入れている。すでに80歳以上。

 

兄弟の一人は、直に面会したいらしく内地から車で来る予定らしい。

 

スカイプ面会するようにできないか、特養ホームに意見を出しておいたら、できるようになった。

 

条件は、施設のネットワークにパソコンを繋ぐためには、セキュリティ担当者がいるときに事前連絡の上でパソコンにバスワードを設定してもらうこと。⇒セキュリティ担当者の勤務日・時間内。

 

それを知らずに年越し前に一度行ったが、担当者不在(管理職員は休日)のためパスワード設定できず、ダメだった。その後、担当者がいるときに事前連絡してパスワードを設定してもらった。

 

パソコンは、施設においておいた。その方が忘れ物にならないからいい。

 

一度パスワードを設定してもらえれば、そのパソコンのまま使えるとのことで職員のいない日曜日でも使えると聞いた。

 

昨日天気もいいし、兄弟も休みだからスカイプ面会やってみた。

 

今まで母親と兄弟のためにスカイプを何度もさせていたことがあった。しかし、脚の切断前のためか、母親の兄弟に対する記憶がない状態。時間も30分もあれば十分なくらい。

 

そのつもりでスカイプ始めたが、なんだかんだと、1時間半近く、母親がパソコンに向かって兄弟とかその家族と会話した。

 

丁度昼飯前まで続けた。キレのいい時にお開きにした。

 

思いがけない事態もあった。なんと、母親は孫のことを思い出していた。以前は、写真見せても全然わからず。兄弟も忘れているような状態だったが、孫が家に来ていたことをしゃべっていた。

 

母親の痴呆状態は、脚の切断前がひどかったが、切断後、特養ではなく療養型施設に入れていた頃も兄弟が内地から車でやってきて「ビデオ面会」(画面越しに面会するもので事前予約の用紙を書き込み、投函して、以後打ち合わせ)していた時は、兄弟なんか、記憶がないような状態だった。

 

兄弟のもう一人は、切断前だが、入院しているときに直に面会できる時期で(コロナ前)、兄弟が言われたそうだ。「お前誰だ?」。

 

ショックのあまりか、面会後家に来て深刻そうな顔つきに笑いそうになったものの、そんな母親が特養ホームに入った初日に忘れていた兄弟の名前で今どうしているか聞いてきたんだが、痴呆で忘れた子供を後で思い出せるようになるものか、不思議な母親だと思った。

 

スカイプで随分とうれしかったらしく、母親は楽しそうに兄弟と会話していた。

 

最初、特養施設にスカイプやりりたいと申し出た時には、「セキュリティ上の問題」でダメだと言われたが、去年にアンケート調査があり、要望や意見などとともに書き込んだ後、スカイプOKになった次第。

 

自分の親の世代には、介護施設とか介護は大きな問題。

 

痴呆で一番困るのは、自分の場合は、下の問題。ウンコ。痴呆が進むと、トイレがわからなくなるため。会話はまあまあできる状態だし、ウンコとなると厄介になる。

 

簡易トレイを購入しておいたものの、痴呆が進むと目の前にあっても役に立たないからつきっきりにするか事が起こって対処するかのどちらかになる。

 

その点施設には入れれば、問題ない。後は金の問題。

 

特養施設には、要介護度4で、順番待ちだった。待っている間は、脚の切断後で療養型施設に入れた。病院だが、コロナで面会はできず。ビデオ面会だから、そんなものやる気がせず、一時は、直に面会にもなったところ、マスクは二人分用意してくれとかでやめていた。

 

そのため、特養に入るころは、母親が家族に会えなくて寂しかったと書いていたそうだ。

 

本当に親の世代の介護関係は、手続きもいくつかあるし、順番待ちもあるから要介護度4が最低でもなければ、特養には入りにくいようだ。

 

ちなみに、脚の切断ない時の要介護度は、2から1に下げられた。

 

その場合、ケアマネージャとのやり取りがある。いろいろと介護計画だったか、計画するそうでその通りにしてくれと、いろいろと文句をいろいろ言われるものだったが、めんどくさいものだった。

 

特養には入れれば、ほぼ、安泰。

 

費用は、療養型施設のときの金が特養の倍近くだった。そんなわけで特養に入れるようにならない限り、金だけは多くかかる。

 

そうそう、施設入手以前の介護は、ケアマネージャを中心にした介護計画のようなもので、ヘルパーを頼むとか、デイサービスを頼むこととなる。

 

ヘルパーとかデイサービスを頼んでいたころの母親の痴呆は、はっきりとわかるものではなかった。それは、結構大きい問題になる。

 

痴呆の始まりは、経験で言えば、分からなかった。病院への入院時に病院が検査をやったらしくそれで痴呆だと言われて、そう思えない状態だった。父親もそうだった。

 

やがて痴呆だとわかる時までは、ぎすぎすした関係になった。母親の場合は、意地っ張りというか、反抗的というか、こっちも腹立たしいものがあった。今では、痴呆によるものだとわかったが、当時は分からなかったから対応がぎすぎすしたものになってしまった。

 

本当に痴呆という病気は、親の世代ほど負担とか精神面でのストレスの原因になる。

 

痴呆の親と同居で農業やるのも余分な仕事が増える感じだった。

 

親の痴呆などで購入したものがあった。

 

車いす・簡易トイレ・風呂場用車いす

 

家で介護する場合を考えてのもの。役に立った場面があった。無いよりはずっといい。

 

親の糞でも臭いものだから、マスクは着用したほうがいいと思った。

 

スカイプ面会だが、特養施設ごとに異なると思ったほうがいい。

 

痴呆の親なら、刺激になるから利点があると思う。