深耕アッパーのフロントカバー | 農業機械のブログ

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深耕アッパーのフロント部分にサニーホースで作ったカバーを取り付けた。

 

深耕アッパーの両側は、ロータリーなどと異なり、爪が横から丸見え。フロント部分のカバーで石を防いでも両脇から前方に土などが吹っ飛んでいった。PTO回転数早くしているからだが、浅いし、速度上げているし、脇の方まで防ぐとなるとどうなのかな?

 

アッパーから出ている足は、スタンド風の付属品。使用中はとるそうだが、付けたままにした。脱着・装着時にこれがないと不便。

 

前方にカバー。長さはもう少しあったほうがよかったが。

畑に出して使用中。普通のアッパーと異なり、回転軸から爪までの長さが長い分、畝を高くしている両側側条を耕すことが容易になる。

この仕事を以前は中耕ローターでやっていたが、それは、耕したところの使用には適しているが、耕していないところの耕耘には適さない、つまり、過負荷でシャーピンが何本も折れることになる。

深耕アッパーにそんな心配はいらない。

使用前に深耕アッパーの軸の中心付近の爪を取り除けば、両側側条を耕耘できる。(普通のアッパーで可能なのはベタ畝だけ。)

 

PTO回転数の既定値は、1速だが深耕するためのもので超低速で走行もしないから低速の3速、PTOも3速にした。

 

そのためアップカット作用でトラクターに土や石が飛んでくるのをカバーで防ごうとやってみた。

 

カバーは、6インチのサニーホース。

 

筒状のものをはさみで片側を切り一枚ものにする。さらに半分にしたものが上の写真。結果論的には、もう少し長くしたほうがよかったかもしれない。

 

一度アスパラ畝の側条を深耕アッパーで耕し、その後、中耕ローターで畝に土を盛り上げた。

 

以前の写真、耕していないところに石があったり硬かったりするとシャーピンがよく折れた。すぐに気が付かないのが普通。・・・と言うことは、たまに後ろを見て「!」、バックしてシャーピン付け直して再開するも、シャーピンは、左右それぞれにあり、決まって折れるときは片側のみ。

 

畝高にするなら中耕ローターのほうがいい。深耕アッパーでもある程度土を盛るが。

 

5月13日から収穫開始。JAに集荷開始日を問合せしたら「知らせ届いていないか」と聞かれてきていないと返したら、その後郵便屋がやってきて通知を確認した。

 

14日集荷開始で前日に通知とは。まあ、アスパラだからみんなが出荷して量がそろう時期を見計らうためだろうけど。

 

5月9日には、霜が来た。ずいぶんとやられた。昨日の収獲中でも結構見つかった。

 

萌芽は、だらだら萌芽の様子でバカ早いタイプの奴は40センチ以上で枝を出し始め、遅い奴は、まだおねんねの感じ。

 

霜の害の後は、洪水の害を心配しなくてはならない土地ばかりで。メイン農地は、すべて洪水で冠水する。冠水しないところは、自宅前の10アールほどの畑のみとは。

 

ちなみに洪水に対するアスパラは、きつい洪水の場合、萌芽時期が1か月ずれこむ。もう収穫終了時期。4割くらいあるからメス株だろうな多分。きっと、アスパラは、「お前に収穫されるくらいなら遅く萌芽してやる」とでも思っているようなものだ。