頭にきた・・・・・・
スノーラッセルのシュート回転モーターがいかれたと思って、あるいは、スイッチボックスがいかれたと思って、回転不能でJAに部品を頼んでもらった。
相手は、熊谷農機。
スノーラッセルは古いタイプで2005年購入のもの。
部品を農協職員と特定、JA経由で部品が古いタイプのスノーラッセルに適合するとの連絡を受け、注文することにした。
適合するどころか適合しないところばかりだった。
適合すると言われたものだから、ここさえ適合すれば・・・という思いでモーターから回転軸を動かす部品部分の円盤状部品の穴を広げた。
シュートを動かす直接の部品は、スクリューのような形状。
写真の左端のもの。
スクリューから通じる軸は、モーターの部品に繋がっている。円形の部品部分の中に円形の金属があり、穴が軸にはまってそれでモーターの回転をスクリューに伝える。
その円形の金属の穴が小さいために(モーター自体は、大きいが)不適合。
写真は元のモーターの円形部品内部、軸の先が見える。その形に金属が引っ掛かるようになって回転を伝える。モーターの早い回転→円形の部分で減速→軸を回転させる。
丸い金属以外は、ゴムとかプラスチックで、プラスチックのギアがモーターの金属ギアで減速回転し、金属の円形部分が軸に引っかかって軸を回転させる。中には、グリスが入っている。
やすりで削ったら入るようになったのはいいがまた不適合。上の写真は、熊谷農機の奴が送ってきた物。形状も異なるが、入れば・・・・・と思って組み立てボルトを止めようとしたら・・・!!
入っても後ろに見える金具のモコンベースの穴の位置が送ってきたモーターの固定穴と全く異なっていた。(もし、適合させるならリモコンベースの固定穴位置を別の鉄板を溶接、穴あけすれば、あるいは適合するかもしれないが。)
ここでようやく、全く不適合の部品を熊谷農機の奴が送ってきたことを理解できた。
いくらするか?37000円以上だ。農機具屋の交換部品は高額な場合が多い。
もともとリモコンのスイッチボックスがダメになったのではないかと勘繰っていたため、急遽、元のモーターの動作チェックを行った。
するとあっさりと動作した。続いてリモコンスイッチボックスの導通テストを行ったら、まるで導通なし。
スイッチボックスがイカレたということだった。
熊谷農機には、モーターついでにスイッチボックスも注文していたが、スノーラッセルを早く使いたいし、除雪が切羽詰まっていたから、もともとトラクター内に正転逆転用のトグルスイッチを設置していたからそれにつないで除雪作業開始。
正逆回転用のスイッチは、トグルスイッチで商品ページからそれ用に使えるものを選ぶ必要がある。要はスイッチ一つで、モーターに繋がるプラスとマイナスを反転できる・切り替えるスイッチで、押した時だけ押し続けて手を離せば元の「ニュートラル」位置になるタイプのもの。
除雪完了!
こんな時期に、頭にくる熊谷農機の担当者だと思いつつ。
多分、熊谷の奴、最新式のスノーラッセルに適合するものを古いタイプにも適合するはずだと決めつけていたんだろう。
浅はかな熊谷の担当者に腹立ちつつも、市販品で代用する道を考慮したほうがいいと思わせる点で参考になったと言える。
送ってきた不適合モーターの型番
問題は、モーターの下にくっついている部品の規格にある。
モーターと言っているのは、ギヤードモーター直交軸タイプのこと。
普通のモーターと違い、手で回転はできない。ブレーキかかったように動かず、電気で回転させる時だけ動くもの。