アスバラガスのポット苗 | 農業機械のブログ

農業機械のブログ

農業関係、農作業、その他日常の記録

去年の秋にセルトレイ苗から鉢上げした12センチポット苗が越冬、その後24センチポットと12センチロングポットに鉢上げした。

 

24センチポット 高さ24センチか25センチくらい。

 

12センチロングポット 25センチくらいの高さ。4つの穴が底面・側面に。

 

12センチロングは、今回試しにやった。普通の12センチポットは、越冬したら根が底の方にくるくる巻きついた格好になる。それと普通のポットでは、それ以上の生育が止まったように見える。多分深さが全く足りない。

 

それでは、という思いでロングにしたらどうなのか試したかった。

 

24センチポットのほうは、長期間の種苗ということ、できるだけ大株にするための選択。27センチとか30センチがあるみたいだが、堀穴のホールディガーは、30センチと15センチの二つしかない。27センチを考えると培土の量が金額的に。

 

24センチポットの培土量は、底のほうに畑の土をしゃく2杯くらい、さらに購入培土をしゃくに1杯くらい、さらに鉢上げ12センチポット苗の周りにしゃくで2杯くらい。購入培土は、1ポットあたり5杯くらい。培土の袋1袋で6ポットだったかな?

 

しゃく・・・ハンドスコップ、と呼ぶらしい。

 

 

 

培土は、JAから購入。

 

培土 保水性は期待できないことがわかった。

 

 

ポット苗づくり

 

12センチロングも24センチも培土を入れる前に底の方に畑の土を入れておいた。

 

その上に培土を、さらに12センチポット苗を鉢上げし、鉢体の周りに培土を入れた。給水は、その後。たっぷりと。

 

給水は、去年のやり方では、ある程度の量だけ。今年は、24センチポットの保水性がないことがわかったのでこれ以上はいらないくらいに給水した。

 

仕上がり。最近になってようやく全部鉢上げできた。めったにやらない作業は、要領がとても悪い。

 

 

スリットから根が出ている。貯蔵根に若干の吸収根がある。

 

 

左12センチロング2列、右24センチポット

 

 

24センチポットの早い方は、スリットからアスパラの根が出始めている。生育も大きい。

 

後からの鉢上げ分24センチポットは、まだまだ。

 

アスパラの生育は、道北では、春先の1段目と7月下旬にかけての2段目がある。鉢上げは、少なくとも7月初めには完了しておけばよかったが、遅れてしまった。要領が悪いし、予定がころころ変わったため。

 

本来なら去年補植用に残しておいたセルトレイを使った後の残りを全部捨ててしまえば今年こんな仕事がなかったのだが、やってみて面白さが出てきた。

 

 

12センチロングポットのほうは、やはり生育の進みが悪い。

 

底の方に長くよりは底の方に長く横幅も大きくが、生育の進みがいいことがわかる。

 

15センチポットを考えたが、15センチポット苗を見る限り、少しだけの違い。

 

やはり24センチクラスが正解のようだ。

 

写真ではわからないが、24センチポット1列を壁にして、12センチロングポットを設置している。

 

ロングポットは、倒れないように維持するのが面倒だ。

 

肥料

 

鶏糞のみ。面倒なのでポット設置後散布しただけ。24センチのほうが断然やりやすい。考えてみると、24センチポットのほうが一株の鉢上げ後は同じでも肥料量は多いけど。