親父のやつが脳梗塞を起こして救急車。それを数回やった後、今度は病院内でアルツハイマーが発覚した。それが何年前だったか、ずいぶん経っていると思ったが、まだ5年もたっていない。
アルツハイマーと簡単に言うが、見た目そんな感じは受けない。それは経験したらわかるだろう。
何かおかしいと思うところはあった。でも痴呆症とは考えにくかった。それでも車を乗っていたし、痴呆症を疑うことはなかった。
ついに最後の脳梗塞の後、本当にアルツハイマーだと分かった。
あとはずるずるアルツハイマーが進行する。
アルツハイマーで家族では手に負えない状態になってから、今年9月に特養ホームに入れた。
それから数か月してつい最近面会に行った。
驚きの状態。
飯を呑み込めなくなっていたから、医者立ち合いで相談が行われた。今後どうするか?
1 胃に穴をあけてくだで。
2 点滴。
今回点滴になってからの面会だった。本当にガラガラだった。
あれは生きているだけで人としての精神もないから、面会してもオヤジのほうは無関心のように見える。
目やにをたっぷりと。
酷い状態だがもうしょうがない。あれだけのデタラメ生活習慣、最後はあんな状態で死んでいくしかない。
何とも言い難い感情になる。
脳梗塞がなかったらと考えたら、アルツハイマーだけならまだなんてことないだろう。
脳梗塞で脳細胞の重要な部分が死んだため、歩行困難になり、やがてアルツハイマーと組み合わさってしまった。
健康に留意するのは死ぬまでの自分のために必要だと理解できる。
デジカメで記念でも・・・・と思っていったが、そんな状態にではなかった。