12月25日の事故がようやく地元新聞に出た。出たと言っても事故現場の行政側の検分として。
http://www.nayoro-np.com/news/index.html#4
軽トラは大通りを横切る、排雪ダンプは大通りを直進。
交差点の信号は歩行者用のもの、歩行者がスイッチを押さない限り大通り側は青信号。軽トラ側に一時停止の標識。
この交差点で大通りを停止しないで横切るというのは、かなりの見切り運転だ。まだ大通りに出ていないと思って進んだというならわかるが、一時停止部分近くで普通は止まる。度胸試しで進んだわけではないだろうし。
衝突は横切る車が左からくるダンプの車線部分だろうから、一時停止で止まっても、さらに中央分離帯のところで一時停止しなかったということだろう。中央分離帯のところは一時停止ではない。大通り車線に入る手前に一時停止の標識だ。
事故発生時間は午後5時過ぎ。もう暗くなっている。ダンプは最終便か一つ手前くらいだったか。
大通りを直進しているとき、その交差点から車が横切るが、危ないと思ったことがよくある。ほとんど車線に頭を出していて、相手は大丈夫と思って横切る車がある。
大通り側から見て、相手が侵入してくるのを確認できたら減速するが、減速しないで進めば衝突の可能性が高くなる。背丈の低い車だと、どうかな、目の前に突然出てくるようにしか見えない。
分離帯のところは交差点のところを全部排雪したらよく見えるが、積雪があると見えにくい。
相手側からするとワンボックス車程度では中央分離帯まで出ないと左から来る車は確認しにくいはずだ。日中ならダンプなら背丈が高いため見えるはず。
前にも述べたように交差点ほど雪山が高く、しかも直線部分に比べて雪山のふもとがより道路に出ている。
交差点は雪のたまり場だ。
中央分離帯がなければ、両方向を進む車の確認がやりやすいが、中央分離帯があるため左からの車の確認は右側よりもずっと確認しにくいため、先に述べたように中央分離帯手前にでもう一度止まって確認しなければならない。
つまり、安全確認と言っても中央分離帯があるため不十分にしかできない。ましてや中央分離帯には一段高い地面に積雪と除雪の雪の壁がある。
事故は午後5時過ぎの暗くなったとき。目印はダンプの頭にある光だが、街灯の光も結構な明るさだ。もちろん一時停止線で日中で相手が乗用車なら左側の車なんか見えない。
午後5時過ぎ、仕事ももうすぐ終わりの時間だ。
道路形状に問題はないと記事に書かれているが、普通に2車線の対面道路にしてそのほかの車線部分は歩道と一緒にすれば安全確認しやすくなるはずだ。
それに、中央分離帯から右折する部分を削っておけばいいのだが、そんな丁寧なものはない。信号機のところだけだ。中央分離帯部分に接した車線は直進と右折になっている。
大通りは一番通行しにくい道路だ。そういえば大通りは北海道の管轄だとか。
中央分離帯以前は前にも言ったように両側に分離帯があって分離帯の外側に車線があった。だからかなり広々とした道路面なのだ。環七の道路幅よりは狭いが。
同じ降雪量でも市街地まで道路わきの雪山が高いのは、道路の降雪量以外の雪が捨てられるからに他ならない。
市街地を離れてしまえば、その雪山は低いものだ。
住宅地までは雪山が多くて排雪が行われても住宅地から離れてしまえば排雪は必要ない。排雪しても、どか雪1回くらいで元に戻る。普通のものなら10日もしたら元通りくらいだろう。排雪の効果も儚いものだ。
今度から交差点だけ排雪するとかやってみればいいかも。かなり苦情が出るだろうな。
広げよう雪捨て場。
今シーズンの排雪回数は何回かな。