作りの悪い街づくり | 農業機械のブログ

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北海道の冬の道路は特殊だ。

先日の事故現場となった道路は、中央分離帯の道路で枝道から大通りに入るときに左折する場合は一方向の道路からの車を確認するだけでいいが、反対車線をまたがることや反対車線に入る場合は2方向の車を確認する必要がある。

ところが問題の大通りは中央分離帯があって雪山になっている。つまり、二重に見えにくい道路と言うこと。

こんな道路のつくり方は市役所のぼんくらが考えたのだろうが、本当に見えにくい。安全を確保するものの考え方がないのだろう。すべては体裁・格好つけの街づくりと言うことだ。

大通りは冬でない時も安全確認しにくい道路だ。何しろ中央分離帯に経費が掛かるように樹木や植物を植えている。

よほど予算がついたのであろう。

安全確認がしにくい道路を作って事故を誘発するのだ。

中央分離帯は以前はなかった。以前は両脇に分離帯があって主要車線とは別個にもう1車線の道路があった。

両側の分離帯をなくして中央分離帯に集約、主要道路のほうは2車線。ところがだ、冬になれば両側は雪山、中央分離帯も雪山。

両側の分離帯と内側の車線をつぶしてしまって大きな歩行道路にしたほうがよかったのに。そこに雪を捨て放題のほうが、枝道から大通りに出るとき両方向の車を確認しやすいだろう。

毎日毎日排雪ダンプが往来している。今年は何日まで排雪作業するか知らないが、何十年も前はこんなことはしていなかったはずだ。

一般家庭の除雪機は便利なものだ。時間さえかければ結構雪を飛ばせる。

朝早くからは主要道路沿いの過程では除雪機でせっせと除雪している。ママサンダンプじゃないからラクチン。家の周りはきれいなものだ。道路は雪山だが。

枝道の多くはすでに1車線に縮小。

年によっては積雪30センチと言うこともある。だが今は1メートルを突破。

どうなのかな、いつもよりも早いのか。不思議とそういうこと覚えていない。

そういえば地元新聞には事故のこと出ていなかったな。警察署の告知板に出ているだけだ。ネットの。

ラジオでは報道していた。

あの交差点、本当に見えにくい。直線が終ってコーナー手前のところ。

街の中を車で走らせれば、ママさんダンプとかソリに雪を積んでどこかへ運んでいるのをよく見る。

道路に出しておけばいずれ排雪作業になる。きれいに排雪したらまもなく雪が運ばれている。

家の出入り口をちゃんと除雪しないと大変だ。車があればなおさらきれいに除雪しないと大変だ。そういうことで手っ取り早い道路への雪捨てが蔓延する。

除雪機なら飛ばせるから利点も大きい。

市役所では、悪質な雪捨てに法的手段もとりうると宣伝しているが、あまり効果はなさそう。

除雪作業で出入り口に雪が寄せられてしまう。考えようによっては、面白くないだろう。車で突破するにしても車の下をがりがりとさせる。いずれ自分で除雪しなければならないが、その雪は当然道路のわきに置くとしても次の除雪でまた雪が寄せられる。

そこで高齢者などに間口除雪が制度的にある。

除雪で間口除雪が必要になるから除雪しなければならなくなる。

車の中では普段着程度だし、外仕事する格好じゃない。めんどくさいものだ。

余計な手間が増えるのが雪の社会。