パソコンのOSはXPがメイン。
windows7も使っているが、常時使っていない。
やっぱりXPの良さは何と言っても使いやすさ。
巷ではマイクロソフトの回し者が多いためか、win8等への乗り換えを盛んに言いつつ、XPは危険だと言っているものが多い。
確かに、OSのセキュリティホールを突かれる危険性は本当だろう。しかし、その危険性はいくつかの条件が重なっていないと成立しない。
特に問題になるのがブラウザ。マイクロソフトのブラウザを使って、winXPというなら、そりゃあ危険だ。
マイクロソフトは自分のブラウザのサポートを捨ててしまった。そんなブラウザを使ってXPを使い続けるなんて危険そのものだ。
マイクロソフトのプログラムはXPではもうサポートしない。せいぜい、スカイプくらいだと思うが、それはサポートしていて結構頻繁に更新している。
危険な条件のもう一つは、危険なサイトにアクセスしてしまうことだ。マイクロソフトのブラウザでアドビのフラッシュを使うようなところで、危険なサイトに接続して危険と言うのは本当だ。
でも、マイクロソフト以外のブラウザはたいていサイトのスクリプトを制御できる。サイトのスクリプトとは要するに悪用するなら、悪いやつがパソコンに命令書を送り込むこと。ブラウザのセキュリティホールやOSのセキュリティホールがあるため、パソコンはその命令書を素直に実行してしまう、それが危険性の内容だ。
マイクロソフト以外のブラウザならそんなスクリプトを制限できる。つまり、その悪いやつのサイトのスクリプトを認めてやらないのでそのスクリプトを悪用されることはない。
そうやってパソコンのセキュリティをブラウザを窓口にして構成すると、残る危険性はどのOSでも同様に悪いプログラムを入れてしまうことだけだ。
訳の分からないところから、これはいいんじゃないかといれてしまって、たとえば遠隔操作ウイルスなどが事件になる。あるいは特別のアカウントが作られてしまったりする。
こんなに便利なXPをマイクロソフトの都合で捨ててしまうのはとてももったいないことだ。
なんと言うか、パソコンやパソコン周辺機器メーカーのものの考えは、どんなにいいものでも、一定周期で入れ替えを誘導している感じがする。
どんなにいいものでもそうなのだ。そして、なぜか新たに作るものは以前のいいところが消え、これは便利ですよ、みたいな機能が付けられている。
win7が出て、使ってみればメモリなんか使いたい放題でXPよりもずっと高性能を求められる。その割には、XPに比べて性能アップなんか少しも感じない。
XPを入れているパソコンはCPUもcore i5。そのためか、core 2 duoのいい奴よりもずっと快適に動作する。
どこにもいいところがないか、少ししかいいところがないのが今のマイクロソフトのOSだ。そんなんで乗換なんてばかばかしい。
パソコンはとても便利だ。農作業のデジカメ写真をため込んだり、帳簿を記録したり、ネットでいいものを調べたり、栽培方法の参考を探したりいろいろと便利だ。
普通に使う分にははっきり言ってXPとwin7との違いなんかないのと同じだ。
もうXPである所まで登りつめたわけだ。それ以上のものなどwin7を使えばいらないものばかりで逆に機能を省略したりでいいところを探すのが苦労する。
いまだにXPは潜在的なユーザー数が一定割合いると想像できる。それだけすぐれているからだ。
優れたものを残さないのがパソコン・OSの世界の特徴ともいえる。
段々OSがコンピューターを感じさせないものに傾いているのがwindows8かもしれない。