少し風が強いと思っていたが、降り出してきた。
大通り、その名の通り一番広いが、すごい雪山だった。半分近くまで車線が雪山に占領されていた。
最近は除雪機が普及してショップなどがあるとショップ前はきれいに除雪、その雪は交差点に集結して高い雪山となる。
ママさんダンプの頃はそれなりに雪山だった。
除雪機の普及で雪山は高く幅を広くとるようになった。
大通りは中央分離帯に植物、樹木などを植えているが、あんなもの視界悪くするだけのもの。
大通りが視界不良で雪山じゃな。
例年道路は貴重な雪捨て場になる。道路に捨てればいずれ除雪、排雪できれいに広がり再び雪捨て場となる悪循環だ。
特に交差点がひどい。
一般住宅のきれいに除雪されている出入口も雪山となる。道路に排雪するからだ。
雪山、2メートル以上あったな。
一般住宅に除雪機が普及して市の排雪予算も増える一方だろうな。
除雪機の普及で排雪も増やさないと追いつかないのはすぐにわかるだろう。
排雪はロータリーでダンプに雪を積み込み、ダンプが排雪場所に捨てる。延々とダンプ排雪するから道路もツルツルテカテカ、デコボコ。
不思議とダンプ往来が多い道路は凸凹が発生するのだ。それをグレーダーなどで削る。そして、舗装面が出る。でも季節上、温かくならない限りブラックアイスバーンのような状態で注意が必要。
現在積雪70センチクラス。でも雪山は2メートル以上。
もともと街づくりは一般住宅の排雪を考慮していないので多少本州よりも広くても排雪場所は常に不足だ。実質排雪は道路以外はない。
降雪→道路排雪→道路雪山の排雪→道路排雪。この繰り返し。
雪解け時期になると今度は雪山をご丁寧に道路にばらまくやつが出る。できるだけ早く雪がなくなるようにしたいのだ。
それすら待てないところは、雪が降れば自分の前のところをせっせと雪の無い状態に維持し続けるのだ。そこはいち早く雪のないところになる。ただそれだけのことに実に熱心に取り組む。
老齢化はいたるところに暇人を冬でも遊ばせないものなんだよ。除雪はいい暇つぶしだ。