台風クラスに発達した低気圧がようやく去った。
よく降った。隣町では70センチだったかな。
普通のサラサラ雪なら特に問題ないが、ベタ雪交じりではめんどくさい。
ちょっと早く走行するとオーガーにも雪がまとわりつき、シュートに詰まったりもする。
でも今日の除雪で少しは間ができるはず。
朝に除雪車が来て入口にごっそり雪があった。走行がノロマだと、ベタ雪混じりはすぐにタイヤが滑ってしまい進まない。
ベタ雪、タイヤがよく滑る。それに踏み固めるとスノーブロワーでは削れない。
60センチクラスから30センチくらい降り、その後も30センチ手前で吹き溜まり付きだ。
吹き溜まりは背丈がある。小さな山脈だ。そこを根こそぎ横断する場合が多い。ベタ雪だとスーパーロー、クリープ機能で超低速にしないとすぐにシュートに詰まる。
三菱28馬力はクリープ機能が4段使えるから便利だ。
クリープ機能で走行するのは溝堀機ぐらいしかないが、スノーブロワーでも特に軒下の排雪に使う。
軒下は背丈も高く湿っていたり氷があったりする。クリープ機能ならゆっくりながら確実に雪を飛ばしていく。
前にも書いたと思うが、スノーブロワーにクリープ機能がないと普通の低速の最低速度でも過負荷になるため、半クラを使ってクラッチをだめにするケースがあるとか。
シバウラ26馬力はクリープ機能がないから、以前過負荷で半クラじゃなかったが、焦げた匂いがした。
クラッチ交換はトラクターを割らないとできないらしいから問題が大きい。
それにしても、ベタ雪ホントくたびれるな。ノロノロノロノロ、いつもなら終っているのに時間ばかりかかる。
のろのろのろのろ、PTOも1段だと飛びが悪いから2段に。余計遅くしないと。
ノロノロノロノロ、後ろを向いている時間が長い。
カネにはなるが頼まれているところの除雪を完了して自分のところをノロノロノロノロ。
トラクターが適当な大きさで、家正面の狭いところの除雪もできる。
ノロノロノロノロ、下部分が余計に湿っているのかゴリゴリゴリのようなタイヤが雪を踏む音がトラクターエンジン音に負けずに聞こえる。
年末年始の除雪、あるかな。大晦日も元旦も関係ないからな。