エンジン始動しようとセルを回す。
のろい。
その前の日、おかしいかな、スノーブロワーのシュート回転が鈍かった。シュートを回すモーターの故障か?
違っていた。
セルが回らなかったのはバッテリーの充電不足、つまり、前日からバッテリーの充電不足のままセルを回しエンジンをかけ、除雪作業したということ。
確かに前日はセルのまわり方、エンジンがやっとかかった感じだった。
寒くなって調子悪くなったのかな?そんなことちゃんと考えれば、バッテリーの充電不足だと分かるはずだが、そういう時に限って別の原因を考えたりする。
シュートの回転が遅かったのがバッテリーの充電不足なのだが、充電不足の状態だとエンジン始動OK、ただし、かかりが悪いが、シュートを回転させるモーターはおそらく電圧の低下がもろに影響と言うことか。
エンジンがかからなければよかったのだが。
セルを回してエンジン始動不能のあと、シバウラのトラクターのエンジン始動、そのバッテリーにつないで三菱トラクターのエンジンをかけた。
こうしてみると、レスキュー用の6メートルくらいのバッテリーコードが必需品だということが分かった。
スノーブロワーの除雪作業終了後、さっそく充電開始。
充電器はオメガのパルスモード全自動マイコン制御チャージャーと言うやつ。「PRO」なんて肩書があるが、最初の充電開始時、容量表示は10パーセント。
もしやバッテリーはお陀仏か?
6時間後、40パーセント。
12時間後、80パーセント。もう夜中だしそのまま充電続行、朝に見に行くと、充電完了の「FULL」。
そのバッテリー、一度完全にあげてしまったもの。ヒーターのモーターをつけっぱなしにしていたらそうなった。
多分、そういうバッテリーをあげてしまったものは運が良くて数年使えると思うが、多分、シバレた日にはだめかもしれないな。
目一杯の降雪の後、次の日の朝シバレルことがたまにある。そんな日はセルが回るかどうか。
バッテリーの充電不足状態でもエンジンは回り続けるし、シュート回転のモーターは遅くなるとしても、4つのLEDライトを点灯していた。
シバウラのほうのバッテリーは古いのに充電開始時は80パーセントあった。バッテリーをあげたら要注意だ。すっかり忘れていた。
やれやれ。